胃静脈瘤破裂という病で緊急搬送されて手術受けての入院となった。


胃静脈瘤破裂とは、瘤(こぶ)状に腫れた血管が食道や胃の中に膨れ出したものが破裂することで出血。もともと門脈系の血管(門脈・脾静脈)と食道や胃の周りの血管は細々とつながっているのが、門脈圧が高まることによって本来肝臓に流れ込むべき大量の血液が食道や胃の血管に迂回することで、もともと細い血管がこぶ状に膨らみ続けて破裂したもので死亡率は胃静脈瘤破裂では50%とも言われているらしい。


初期症状と言われる痛みや何かあった訳ではなく、いきなり黒い便(イカ墨のよう)が出たのでびっくりした。


医師の説明では黒い便は胃や十二指腸などから出血したら、途中、大腸や小腸を通過するため血液が酸化するため黒くなるらしい。赤い便ならば小腸や大腸、痔等らしい。


何か食べ合わせが悪かったのか、様子を見ようとして、2日目も黒いタール状の便が出たので消化器内科を受診し、胃カメラ検査をしたら即刻、大手病院に緊急搬送され止血手術を受けたしだいだ。


黒い便の場合は様子みることなく即、救急車を呼んで病院に行かないと命に関わる。


因みに10年前に心筋梗塞で入院したので今回で2回目の生還となった。


ということで、私事ですが、しばらくは入院生活となります。