私が愛用しているエギはシマノ製のclinchが多く、他にヤマシタ製のエギ王などで、ボトムを攻める事が多いのでロストに備えて良質でリーズナブルな価格設定のものが多いですね👌
エギのカラーについては、本ブログ内の冒頭でも説明している通り、イカが認識できるカラー(光の波長、ナノメーター値)に合わせるのがセオリーと思われます。
イカが見える光波長域は人間と比べると極端に狭く450〜500nmと検証されていますので、その領域のカラーを選択しています。
因みに人間は400〜750nmですので各メーカーさんが作られているエギカラーは全て認識できるという当たり前のことですが、イカには見えないカラーがあるのです。
種類 | 名称(色) | 波長域 |
紫外放射 | UV-C | 100nm~280nm |
UV-B | 280nm~315nm | |
UV-A | 315nm~400nm | |
可視放射 | 紫 | 400nm~435nm |
青 | 435nm~480nm | |
緑青 | 480nm~490nm | |
青緑 | 490nm~500nm | |
緑 | 500nm~560nm | |
黄緑 | 560nm~580nm | |
黄 黄 | 580nm~595nm | |
橙 橙 | 595nm~610nm | |
赤 | 610nm~750nm | |
赤紫 | 750nm~800nm | |
赤外放射 | IR-A | 800nm~1,400nm |
IR-B | 1.4μm~3μm | |
IR-C | 3μm~1mm |
私の場合はデイゲーム主体ということで晴れていたり、潮が澄んでいるならばグリーンやブルーカラーを迷わず使用し、曇っていたり潮が濁っていればオレンジカラーを時々は使用しますが、濁ってない潮のポイントに変わる方が確率は上がります。号数は3.5号で釣果は安定しています👍
後1つ、アオリイカからの視点で目立つカラーと言えば黄色です☝️
特にナイターエギングされる方には良いと思われるますが、生産されてるメーカーは少ないのがネックとなります。
ここで、誤解されやすいのが、アピールカラー❓とはなんぞや❓❓❓ということです🤔
アピールというと目立つカラーということでしょうけど、それは人間が見た感覚を指しているのか❓イカ目線なのか❓これが、なんとも言えない釣り業界のあやふやなところでしょう。
光の三原色及び色の三原色が認識できる人間ならまだしも、魚類のほとんどはモノクロであり、その中でもイカは目が良いとされてはいますが、三原色を全て認識できてはいません。
光の三原色
色の三原色
アピール色とは人間からの視点❓で語っている方の方が多く見受ける事がありますが、人間からすれば派手で見えやすいカラーならばオレンジやピンク、最近流行りのマーブルカラーのイメージとなり、イカからすると赤や紫などはほとんど見えてないので一番、認識しやすいカラーはブルー、グリーン色となるはずです🦑
以前、大分型エギ発祥の地である保戸島の話しを本ブログにて紹介してますが、その当時の漁師が使っていたエギカラーは大分県の県鳥であるメジロ色(モスグリーン系)だったのです。
昔のエギカラーはモスグリーン、ブラウン系などの地味なカラーリングのものがほとんどでしたが、近年はエギング人口が増えて、エギメーカーもいろいろと販売戦略にカラーを増やしてきた感じですね。
グリーン色やブルー色系しか認識できないイカにとって、オレンジをオレンジ色として認識している訳ではなく、グリーンを基点にするならばグリーンより明るい濃淡で識別して白っぽい感じの動く物(餌)となるかと思われますので、ナイターされる方はオレンジやピンク系は白っぽく見えているのだろう的なイメージをしておくのが良いかと思われます👍
因みにテレビ📺でもアオリイカが認識できるカラーはグリーン系だと解説していました。
仮にイカには見えないカラーでも、イカが釣れてしまうのはエギを動かす時に発する波動を感知しているからなので、カラーが云々とは違うようです。
保戸島の漁師曰く、あくまでもエギはエビ🦐の疑似餌であるから、海底からぴょんぴょんと跳ねるイメージで小刻みにシャくると良いと話していました。因みに漁師はロッドで大きくはシャクりません。腕のみで軽くシャくる脈釣りですから、ロッドでアクションするならショートピッチジャーク、トゥイッチ、海底ズル引きが漁師に近い釣法となりますので私も実践しています👍
オフショアからの光が届かない真っ暗な深海でも釣れるのも波動優勢で尚且つ、少しでも目立つカラーということで、カラーだけで言えばイカスッテがホワイトカラーが多いのも納得ものです。
エギカラーはイカに対してアピールというより、人間(消費者)に対してアピールしているのが実情でしょう。
イカが抱く前にしっかり人間が抱いてしまっているようですね。