今日は9日・19日に向けてリアレンジやら何やらを行なってきました。

9日まであと4日。19日まではちょうど2週間。

exist†traceは細かい部分のすり合わせを進めていますが、

みんなは予習復習、進んでいるかな?

ワンマンライブになると普段にはない曲も飛び出してくるから、

サビになってようやく「あー!この曲か!」なんてことがないように!

しっかり聴き込みお願いね!






最近着ていたこの衣装も、今月からはもう出てこないかも。


2本のイグの日は聴くも観るも楽しんでちょうだいね。






さてそんな衣装の話が出ましたが、

exist†trace、衣装にも色んな歴史がありました。

自分をこう魅せたいから、

この曲のイメージがこうだから、

バンドの意識がこうだから、

衣装も色んな理由で選ばれてきた。

そんな中で特に私が気に入っているものをその時の小話と共にお届けしようかな。






まずは『THIS IS NOW』のスクエアスパンコールのワンピース。



全身映っているの写真が手持ちになかった…

クールでギラギラがテーマのこの時、このワンピースを見た瞬間コレしかないでしょと決定。

『DREAM RIDER』のMVでもまるで心のギラつきが表れているかのような、

存在感抜群の一着でした。






その次のこの衣装もとてもとてもお気に入りでした。



胸元のスパンコールテープは実は手縫いで。

ひらっと腰に巻いてあるスカートも、想像通りのものが欲しくて生地から買ってきて縫いました。

ライダースジャケット+おなかの開いたショートパンツのオールインワン+そこに金具で止めたスカート

の3点でできています。

細かいところまで拘るには自分で作るが一番!になっちゃうのは、衣装も音楽も一緒かな。

自分で作らなくてもいいように、相性の良いスタイリストさんに巡り会いたいな。






ここから少し過去へと戻ってみよう。

異色で言ったらこの時は史上最強。
『スパイラル大作戦』自体昭和レトロな面白さをたっぷり含んでいる曲なので、

ヴィジュアルも思い切りやっちゃいましょ!と、楽しく遊んだもの。

小さい四角が沢山集まったようなこのスカートは、ライブで千切れる度に最前列へプレゼントしていた思い出。

曲によってはどんな遊びも自分たちらしく取り入れちゃう。そんな強烈ルックでした。

ちなみに、



MV版では前下がりのおかっぱウィッグでした。

そういえば小さい頃こんな感じだったなぁ、私。笑






そしてぐぐんと遡り、『KNIFE』。


これまた映っていないけれど、マーメイドラインのスカートがとても素敵なんです。

これはalice auaaのもの。

花の飾りが沢山ついたカチューシャはライブで頭を振ると飛んでいきそうになるので、

毎回ピンでしっかり止めて貰っていました。

キリッと凛々しい表情の集合写真は、この先環境が変わっていく事、でも決してブレずに行くんだって事、

強く心に思いながら撮っていたからかも。






ここからはもう懐かしさ全開。

『Ambivalent Symphony』。



全体的に皆特殊な衣装だったので、作って頂きました。

私のは後ろを向くと背中がバッサリ腰まで開いたデザイン。

コルセットもボーンが入った超本格的なもの。

スタイリストさん曰くこの私の衣装は「今までで3本の指に入るほど大変だった…」そうです…感謝!!

この時も仰々しい舞台っぽい感じにコンセプトを振り切っていたけれど、

たまにはこういうのもいいよね。






最後に『VANGUARD』。


これは私というよりジョウの白ジャケットが好きすぎてだね…

この頃に戻るわけじゃ決してなくて、今のイグらしい軍服、ミリタリー…絶対そのうちやりたい。

『VANGUARD』の曲のように、先陣をきってファミリーと共に未来を切り開く、

ついに光の中に飛び込んだ瞬間だったな。






と、ほんの一部だけど少し振り返ってみました。

衣装は私たちにとって曲を表現するために必要不可欠なツール。

これを纏えばステージ上での自分にモードが変わる。

次はどんな世界を描こう。どんな私たちを魅せよう。