本当は

心ハラハラ

しています




ライブにトラブルは付き物。


なるべく少なくしたい物ではあるけど、
たまーに大きなのがやってくる。

今日は、今までにあった、
「実は内心焦ってました」なトラブルを。



1、「マイクが...」

初めての川崎CLUB CITTAにて、「Requiem」を歌った時の事。

イントロに入る瞬間に勢い良くマイクスタンドを横に振ったら…


ゴトンっ


ワイヤレスマイクが吹っ飛んだ…


って、それだけで焦るジョウじゃない。

この日何が焦ったって、

吹っ飛んでったマイクが、

何処に飛んでったのかわからない!!


イントロ中、曲の世界に入り込んでるフリしてマイクを探す。

見つからずにAメロに入り、

唄えないまま、動きのみで曲を表現しながら、

上手にいるPAさん・スタッフさんに「助けて」を猛アピール。


わかってもらえずBメロに入る。→泣きそう(T▽T;)


が、異変に気付いてくれたスタッフさんが、

スペアマイクを持ってジョウの元へ!

そして渡された瞬間!


♪さよなら 忘れないで~


サビ間に合ったーっ!!

スタッフさんとの見事な連携プレイ。

マイク関連で一番焦ったトラブルだったなぁ。



2、「始まらない」

海外ライブでもトラブルはやって来るんです。

一昨年の東海岸ツアー初日、ボストン。

登場SEの流れる中、颯爽と登場し、

いざ、一曲目へ!って時に、

同期が流れず演奏が始まらない!

初日の最初からMCで繋ぐ(しかも日本語)。

英語が全く得意じゃないジョウにとって苦しいトラブルだった。

でも客席の中に日本語が出来るファミリーがいて、

通訳をしてもらい本当に助かった ε-(´o`;)

まぁ、これは完全に自分達のミスだったけど、

あれからかなり気を付けてるね。

トラブルは大事な事を教えてくれるんだ。



3、「照明が…」

極め付けはコレでしょう。

皆の記憶にも新しい、恐らくイグ史上最高に焦ったトラブル、

8月16日初台WALLにて、

照明が何度も消える!!

この日は入りした時から楽屋の電気が点かなかったんだよ。

スタッフさん達が直してみたり、

業者呼んだり、

電池式のランタンも用意してくれて、

一生懸命対応してくれてました。

それでも「ライブ中にも消えてしまうかも」な状態で、

じゃあもしそうなった場合に…の対応策もメンバーと話し合ったんだけど、

まさか…

あんなに消えまくるなんて!∑(゚Д゚)

この日に初披露した「WORLD MAKER」、

イントロに入った瞬間に消えた時には、

心の中で「OH MY GOD!!」と綺麗な発音で叫んだジョウでした。


でもね、皆も知っての通り、

WALLスタッフさんがすぐに対応してくれて、

無事にリベンジマッチが出来て、

本当に感謝です。

8月のライブに来てくれた皆も、

文句も言わずに最後まで暴れてくれてありがとうね!




とまぁ、他にも色々ね、

早着替えの時のトラブルやらステージから落ちた事やらありますが、

なんせ、

当時“男の畑”と言われていたヴィジュアル系と言うシーンに、

女5人で攻め入った「exist†trace」と言う存在自体が、

“トラブル”みたいな物ですから、

これ以上の事なんて無いさ。


それに元々予定通りに進まないのがライブだろ?

リハーサルスタジオでどんなに完璧にリハーサルをしても、

場所が変わればやってきた事全部は同じにならない。

リハーサルを一緒にしていないPAさんや照明さんが入る。

お客さんもいる。

想像も付かないことは起きて当たり前だよな。

あ、でもこれ「だからトラブルはしょうがないんです」とか言い逃れしたいんじゃなくて、

どれもこれもカッコよく、時には面白可笑しく、

堂々とライブの一部にしたら、

今までとは違った刺激のある日になるよな。


どんなこともジョウの手でコントロールしてやるさ!(`∀´)





12月14日(日)

激情スパイラルFINAL
渋谷O-WESTまで

あと22日