最後に見たライブである月見ルのクロスノエシス定期(3月26日)から約4ヶ月、ついに久しぶりのライブ。しかし千葉(しかも駅からバス)…

前にDIR EN GREYの千葉のホールでのライブの帰りのバス大混雑&他の交通手段ほぼなし(タクシーも来ない)で、しびれを切らして歩いたものの結局40分近く歩いて辿り着いた先が無人駅、そこで(おそらく)地元のギャル男と共に数十分待つという大変な思いをした以来、極力千葉のホールには来たくなかったんですがやむをえない。

 

発声ができないので、うちわを作ることにしたんですがその製作が朝までかかってしまった…気づけば10本も作っていたから…

家を出る前に「やっぱりサイリウムもいるかも」と新宿のヨドバシで購入してから電車で千葉へ。千葉駅には前から名前だけ聞いていたカレー屋ベンガルタイガーがあるので、お昼はベンガルタイガーでたくさん食べた(今後千葉駅に自発的に来る気がないので)。

 

思ったより時間がかかってしまった…こりゃ最初のRAYには間に合わないかも、と思っていたら千葉駅で実は開演時間を30分間違えていた(30分早いものと勘違いしていた)ことに気づいてホッとする。

バスの停留所から歩いて(※バスの中で仕事してたら降りる場所を間違えて余分に歩いた)会場へ…いちいち作りが大きいけどいい公園でした。

市民ホール感…

 

割とギリギリに入場、5列目だからオペラグラスなくてもなんとかなるかなと半分不安だったんですが、全くいらなかった。

1番手RAY。

配信で見たときは歌が…という印象ばかりが残ったんですが、音が大きい(音響ばっちり)&パフォーマンス自体もよかったように思えてすごくよかった。セトリもいい感じだったな。

約4か月ぶりに見たアイドルは輝いて見えた…のでテンション上がったんですが、なぜか見渡す限り全員着席。俺が買ったチケットは「1階スタンディング(ホールでスタンディングってのも変な話だな、と思ったので覚えている)」、注意事項も読んだけど着席制になったとの発表はなかったはず…そして後方には立っている人がいるけどつまみ出されていないのでおそらくOKのはず。これは日本人的な右へならえの空気読み的な悪習の結果と思われるけど、ホール内に電波が届かないので注意事項の確認もできない…と、いいライブで盛り上がりたいだけにもどかしいままの30分だった。

 

5分の短い休憩でホールを出て注意事項を確認、近くにいた知り合いに着席しなければいけないわけではないという理解に誤りがないことを確認し、慌ただしくクロスノエシスに備えた。ライブハウスでさえ棒立ちの人が多くなりがちなグループなため(自分には理解できないけど)そのまま空気に流されると着座になりかねないので、立っていていいということに自信を持てる必要があったので…立つことが禁止されていないことが確認できれば後は一人だけ立っていようがいまいが気にしなければいいので大丈夫(これがバンギャの中だとさすがに多少は気を遣うこともありますが…)。

どういう方法で”かかってくる”ことを期待しているんだ…

 

1曲目が「VOICE」。もう初っ端からテンションが高まりきっているので、ラスサビの見せ場のところを集中して観るとかそういう思考がなくなっていたことに後で気づきました…その上2曲目と思ったらnuanceが出てくるという…テンションが高まりきっているので思考が鈍くなっており、この時点まで「中止になってしまったdubriseっぽい感じを最初だけチラ見せかな」という冷静に考えれば中途半端な謎の意図を汲み取っていた。nuanceのときに使ううちわはバッグの中に入れていたので焦って引っ張り出した。水樹奈々のライブで隣にいた人が曲のイントロで毎回数十秒下を向いてサイリウムを選んでいるのを見て「この人は一体何をしに…」と思っていたけど、準備してきたものは出したくなるんだな、と数年経った今気づいた。おかげで珠理ちゃんからは軽くレスをいただけて感激しました(レスをしないアイドルグループばかりを推して5年近くになる人)。

その後も「インカ―ネイション」「残夜」と大変盛り上がる曲が続き、途中でメガネを飛ばし(メガネなしでも見える距離でよかった…)、あっという間のようで濃密な30分が終了…テンションが高まり切っていたのか、休憩に入るそのときまでdubrise2のセトリそのまんまだったことに気づかなかった。

休憩後には「これdubrise2のセトリか、となるとsekishoはないのか…」と気づいたけど、テンションが高まり切っていたので即どっちでもいいか~となった。

後半は大方の予想通りdubrise2のフジサキさんセトリ、で最後が「雨粒」でなく「ミライサーカス」で、Aメロ部分が長回しになっていてそこで両グループのメンバーが自己紹介するという気の利いた演出。後でRISAさんは「ミライサーカスのアサシンです」というネタを仕込んでいたと聞いたけど、実際にはやらなかった。やればよかったのに…AMEBAさんがストレートに大好きと言い出したので意外な感がしたと共に、ちょうど手元に「大好き」のうちわがあったのでまた「引き寄せの法則」を実感してしまった。

そんなわけでクロスノエシス&nuanceという個人的なイベントのピークを終えた後のクマリデパート。この辺りまで来ると立っている客も多くなってくる。「サクラになっちゃうよ」と「極LOVE浄土」が聴けてよかった。

 

クマリの途中から明らかに疲労・バテを感じたので、クマリが終わると共に会場外へ…ミシェルも観たい気持ちはあったけど、個人的にはハイライトを過ぎてチルな気分なのでトランスって感じじゃなく、ミシェルのオタクと思しき人が「おもろいことやってやりまっせ~」然としたツラで待機していたので、これはつまんないものを見せられそうだな…と思った、ということもあった。何よりアイス食べたかった(そして仕事も終わっていなかった)。

 

amiinAの途中で会場に戻ったんですが、さんざんテンション上げた後のトリで聴くのにちょうどいい感じでスケール感も大きくてよかった。

特典会では4か月ぶりの対面に感動…ということもなく、遮蔽シート越しに聞き取り困難なやりとりをするという…被疑者との接見をイメージしてたけど、接見室はガラスに穴開いてるからな。珠理ちゃんから「歴史刻んで」に「自分で思ってる3倍いいよ」とお褒めの言葉をいただけてよかった。

そして2時間近くかけて帰宅…終わっていない仕事をしながらだったので体感時間は短かったけど。久しぶりのライブが遠征みたいになって疲れたけど、久々に楽しいイベントがある休日を過ごせてよかった。

こうなる前から飲み会もほとんど行かないし(もちろん今はより行かない)、特典会や休憩中も本読んだり仕事したりしているので人とあまり話さないので、体感的には映画館位の感じだったな。こういう比べるような言い方は良くないかもしれないけど、居酒屋に行ったときの方が他の席との距離が近い上にみんなマスクしないで大声出してるのでよっぽど怖かった。ライブ自体も発声なしでも全く遜色なく楽しめたし、こんな感じで全然いいのでちょいちょいライブもやってもらいたいと思った。