まずはPC-DOSからインストールしていきたいと思いますが、VMwareを動かすのはメインのパソコン「ThunderBird」です。このパソコンにはフロッピーディスクドライブが搭載されていないので、フロッピーディスクを使えません。搭載するためのフロッピーディスクドライブ用コネクタもマザーボード上に存在しません。
・・・というか、他のパソコンも最早フロッピーディスクドライブ(以降FDD)もありません。デバイス自体・・・どこに片づけたっけかな?
USBのFDDを使う
内臓させるFDDはありませんが、UDBFDDがあります。というか、古いOSを稼働させるために買いました!
TOSHIBA PA3109U-3FDD
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パソコンにつないでみると、ちゃんとAドライブとして認識しています。
手元にある、正規品のPC-DOSのフロッピーとCD-ROM。
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しかしVMware Workstation Player12でフロッピーからのインストールをしようとしても、FDDを選ぶ項目がなくて、できそうにないんですが・・・
「後でOSをインストール」にして、フロッピーを認識させても、起動してくれません。
CD-ROMもありますが、これ単体では起動しないので結局はフロッピーディスクを使う必要があります。
はやくも古いバージョンのVMwareを使いたくなってきましたが、下の項目に注目するとイメージディスクからインストールできるみたいですね。イメージディスクというのは、今回のようなフロッピーやCD-ROMみたいな物理的な媒体を丸ごとコピーしてデータにしてしまうようなものです。
磁気などで保存された物理媒体だと、経年劣化でいずれは読めなくなります。それを読める段階でイメージ化してパソコンに保存しておけば、劣化の心配はひとまずなくなります。
じゃぁ、イメージ化ってどうすんの?
そうですね、これがまた問題ですね。
CD-OMやDVD-ROMであればWindows10の標準機能でイメージ化できますが、フロッピーディスクをイメージ化させるには別途ソフトウェアが必要になります。
これ自体は、フリーソフトがいろいろあるみたいなんですが、Windows10で動くのあるかな?
サッと検索して見つけたこれを試してみます。サポートされるのはXPまでですが、Windows10でもXPの互換モードで動くみたいです。
「RawWrite for Windows」http://www.chrysocome.net/rawwrite
適当な場所に解凍して、XPの互換モードに変更します。
起動します。
あら、英語なのね。(予想はしてた)
「image file」ってところにファイルネーム入れれば保存してくれるんでしょう!多分!
一枚やってみます。
PC-DOSJ7.0/Vの1枚目ディスク挿入。(FD自体のライトプロテクトノッチで書き込み不可にすることを忘れずに!)
「Flppy drive」は「A:」のままでOK
タブは「read」に
「image file」に「PC-DOSJ7.0V_01.img」として、保存場所はデスクトップに。
実行!
読み込み動作が始まって、デスクトップにアイコンができました!
いけるやーーん!
これをVMwareで読み込んでみます!(手順は実際のインストールの時に)
読めた!
それじゃぁ、続けてイメージ化していきます。
ふんふんふん~がー♪ 鼻歌で待つよーん♪・・・・あれ?
2枚目のフロッピー、一瞬アクセスしたまま音沙汰なし・・・
えぇ・・?なんで・・・ ・・・まさか!
1枚目のフロッピー
2枚目のフロッピー
なに? XDFフォーマット?
ひょっとして特殊フォーマット!
「RawWrite for Windows」は特殊フォーマットはイメージ化できないのかも?
でもWindwos10で使っている以上、仕様が原因なのか、USBFDDも含めた相性問題なのかわかりませんね。
もう一つの方はどうかな?
PC DOS J2000のほうは特殊フォーマットではないようです。
お!なんと、全部いけました!
これなら勝つる!
では次回からインストールしていきましょう!
今回はこのへんで。
いちなげ!っぽーーん!