こんにちは!
モデルボディメイクトレーナーの
佐久間健一です。


ロカボ!低糖質!嬉しい糖質オフ!
これらがダイエットの定番!となる今。
糖質を摂りすぎ!な傾向の日本の食生活では
過度のカロリーが体脂肪になり、
様々な生活習慣病に結びついている。

だからこの根本を控えることにより
病の治療からダイエットまで
広く用いられている食事方法。
しかし、すでにダイエットしていたり
普段から食事に気をつけているあなたに
本当に必要なのか???

実はほとんどの場合、
ダイエットに日々懸命な女性ほど
この糖質制限から悪影響を受けている。。
今日はその影響をきちんと知り!
糖質を食べた方が痩せる!
のこれからを見据えた基礎知識を
一緒に学んでいきましょう!



糖質オフ!で痩せる理由は単純。
先に述べた糖質オフのルーツ。
日本では平均しても1日の60〜70%
お米や小麦、甘味等から摂っている。
栄養学的には60%前後が推奨され、
生活習慣からくる高血圧、糖尿、高脂血症等
陥ってしまう方は、やはり平均しても
この推奨量よりも多く摂取する傾向がある。


それを適正に戻すこと!が糖質制限のルーツ
結果として、症状の改善だけではなく
過度の摂取分が減っていくために
体重の減少が起こる。

この体重減少に目が向けられ、
糖質制限は痩せる効果もある!
として巷に広まっていった。

そして今や、ダイエットといえば!
とあらゆるダイエット業から参入。
シンプルな過剰摂取分を減らすだけのはずが
糖質は悪、糖質を抜けば痩せる、
糖質は肥満の元、低糖質食品等

次々と糖質のデメリットを伝えて大きくなり
正当性を高めようとしてしまっています。





現代はまさに、糖質制限のやりすぎ、
これまで普通の食生活をしていた人が
糖質制限と筋トレ!のように始めると
当然。摂取カロリーは減り筋肉量が増え
みるみる痩せていくことができる。
そんなモニターを目にすると、
私も!と既にダイエットに励む女性は
また当然のように思うもの。


しかし、このスタートが違う。
既にダイエットを繰り返しているほど
むしろ糖質量もカロリーも足りていない。
この方が圧倒的に多いことです。
その上で糖質カット!と進めれば
体の恒常性としても危険を感じる。
「これ以上栄養が減るのは危険。」

そうして、身体の中でカロリーを必要とする
筋肉を真っ先に分解していきます。
また、カロリーの貯蔵庫である、
体脂肪の分解をさせることも抑えてしまい
反対の脂肪を増やすことを優先させる。
脂肪分解ホルモン、アドレナリンの減少
脂肪合成ホルモン、インスリンの大量分泌
これらがホルモンの流れのクセとなり、
省エネ体質、脂肪を溜め込みやすいことを
日々進めていってしまいます。





糖質OFF!実は食べないほど損してる
これが既にダイエットをしてる女性が
糖質制限をしても痩せない理由。
それだけならまだしも、
こうして体質がより痩せづらく変化し、
ダイエットをより複雑にしてしまう。
またこの悪影響は、食事面でてきめんに現れ
食事による熱代謝が行われない
→本来食事のカロリーの10%は熱として消費
インスリン感受性が低くなる
→筋肉量が多いほど、糖質による血糖上昇は
筋肉内のエネルギーとして取り込まれる。
しかし、筋肉が減ってしまうことで、
ダイレクトに体脂肪の合成に回される。
ということが総じて起こってしまいます。


良かれと、もっと綺麗になりたい!と思い
糖質を我慢して取り組むダイエット。
それがこのように裏目に出てしまう。
正直、普通に食べてある程度日常で動く。
この方が圧倒的にマシなダイエットと言える

それほどに今のダイエットを狂わすのが
この糖質制限の取り組み方。
そして何より厄介なのが、
それを理解してもやめられないこと。
意味合いは、やめれば=急に糖質を摂れば
これらのデメリットからも
即リバウンドしてしまう
ということ。
だからやめられなくなる。
そして効果も出ない八方塞がりに。

今日は今そんな状態のあなたへ。
この体質から抜け出して
普通に糖質を食べても太らない!
フラットな体質へのリセット方法
です。

糖質OFF!実は食べないほど損してる

インスリン感受性を増やす
→インスリン感受性とは、
糖質を摂り上がった血糖値に対して
正常に必要なインスリン量が分泌されること
糖質制限や筋肉量の低下によりこれが崩れ
摂った糖質に対し、過度にインスリンを
分泌させてしまう。

そのためまずはこのリセットが必要です。

簡単な方法としては、
糖質を摂りながら
血糖値の上昇を緩やかにする
こと。
するとインスリン量の調整機能も高まり
インスリン感受性が高まっていきます。

食べ順として、
たんぱく質→野菜→糖質の順に変える
玄米や五穀米、全粒粉等
糖質量は多くても繊維質も多いものを選ぶ
糖質を抜かない習慣をつける等
取り入れていくのが良いでしょう。


筋肉による糖質の活用を増やす
→身体で最も糖質の活用量が多いのは筋肉。
つまり、筋肉量が多いほど、
糖質の必要量も多くなります。
逆に糖質量が減ってくると、
この筋肉量を保つことが不可能になり、
筋肉量の低下=基礎代謝の低下が起こる。

これを防ぐためには、
日常筋肉を活用する前後に
エネルギーとなる糖質を摂っていく
こと。
筋肉の活用は筋トレ以外では、
日常の活動時が最多になります。

朝家を出るとき、日中の活動中、
これから歩く等
の前の食事では
糖質を含む食事を必ず摂ること。
十分なエネルギーが筋肉に送られることで
日常生活の中でも筋肉量は増え
インスリン感受性が高まっていきます。


摂らなすぎを防ぐために。
→どのくらいが摂りすぎで摂らなすぎなのか
これは、個々に細かく分かれてくること。
ですが一つの目安として、
最低1日で120グラム目安。
1食に40グラム目安を3回に分ける
こと。
これが栄養士会でも基準となる数値。

もちろん、これはほとんど動くことがなく
あまり糖質を必要としない人の推奨量。
立ち仕事や移動が多い、歩き回る人は
比例して必要量は増えていきます。
まずはこれをベースに、
体重体脂肪の変化や、体調変化を加味し
少しずつ増やしていくようにしましょう。

今一時、徹底して制限しても、
長い人生の中でいつから食べられるのか?
この答えが見つかることはない。
なぜなら食べればリバウンドすることは
これらのデメリットからも
目に見えているからです。


だからこそ、目先のメリットのようなものに
振り回されることなく!
痩せて綺麗をキープするために!
きちんと糖質を摂っていくこと。
これを心がけていきましょう!

糖質は悪!なのではない。
単に摂りすぎが太る原因になるだけのこと。
代謝機能を保つ上で、脂肪を減らすためにも
必ず糖質を摂ることは必要
です。
ぜひこれらのリセットをお試しください。


周りはみんなが糖質制限!
やっていないとサボってるようにも感じ、
やっていれば頑張ってるように感じる!
だから私も!と続けているのに、
我慢の連続の末、痩せていかない。
そんなあなたはご参考にしてください。



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