手の内が苦手
こんにちは。
ずばり、私は手の内が苦手です。下手です。
色々試行錯誤しているのですが、上手な人とは形がだいぶ違いますし、手の内が効いていない射になりがちです。なんとかならないものですかね。
そんな状態でいろいろ工夫していると、いくつか気付いたことがあります。
手の内の形はひとそれぞれ
もう、半分諦めです。というか、そもそも人それぞれ、手の形や大きさ、指の長さや関節の動き方は違います。同じにする必要はないのではないかと思っています。天皇杯の出場者の手の内も人それぞれ微妙に異なります。
逆に言えば、手の内の形を変えようとしても、ある程度はできますが、できないものはできないのです。
では、最近気づいたことを書いてみます。
弓の太さと幅
まず、これが非常に重要であることに最近ようやく気付きました。手の内を横から見た時の、弓と手の内の角度は、弓を横から見た時の高さで決まってしまいます。自分で変えることはできません。ほぼ直角になるのが理想なので、そうなるようにゴム板を調節するしかないです。
幅も大切で、角見の位置が合わなければならないし、三指の長さとの関係もあるので手の内に直接影響します。
親指付け根の関節の可動範囲
どうやらこれは人によってかなり差があるようです。私は可動範囲が非常に小さいので、会で親指が立たない(付け根の関節があまり曲がらない)のです。これ、かなり致命的じゃないかと思っています。
力の入れ具合だけでは変えられない?
ここまで書いてきて、手の内は基本的には力の入れ具合によって、取りかけから会にかけて作っていかなくてはならないのですが、本人の意思ではどうにもならない要素があると感じています。
弓の握りの形状については変えることができるので、工夫が必要です。
でも、指の長さや関節の可動域、天文筋の位置などは変えることができません。ですから人それぞれ手の内の形は同じにはならないと思います。力がうまく伝わりさえすれば、形にこだわらなくてもよいし、こだわるのがかえって良くないと最近は感じて(開き直って)いるところです。皆さんはどう思われますか?