秋になると3年生が部活を引退。

 

 

2年生は目の上のたんこぶが取れたように俺たち一年生は二年生にいびられた。

 

 

今の人生経験があればあんな理不尽なイジメには絶対付き合わないだろうけど・・・、

 

 

秋から翌年の新一年生が入ってくる春までは地獄を経験した。

 

 

しかし2年生になってからは、先輩方も辛抱したのを認めてくれたようで、

 

 

やっと僕の存在を認めてくれた気がした。

 

 

しかしここからは僕の甘えがじわじわと出てきたような気がする。

 

 

近所に住んでいた一つ上の悪い友達が友達を連れて遊びに来るようになり、

 

 

少しずつ気持ちが学校から離れていった。

 

 

柔道の練習は楽しくなっていったが、

 

 

私生活はめちゃくちゃ、

 

 

勉強はほとんどせず、

 

 

宿題なんか全く提出しないし、

 

 

クズの道へ少しずつ転げ落ちていっていた。

 

 

そして6月だったか、

 

 

中3の時に同じクラスだった地元の女の子と遊びに行くことになって、

 

 

数時間一緒に過ごしたんですけど。

 

 

僕はクソガキだったから女性の扱いなんかこれっぽっちも知らず、

 

 

それっきりこれっきりで終わっちゃいました。

 

 

その時に思った。

 

 

柔道なんかできても何の役にも立たない。

 

 

大事なことって日常に沢山あって、

 

 

一般的な人から見て非日常を過ごしたって一般的な人との溝は広がるだけなんではないか?

 

 

そして僕は夏休み前から学校に行かなくなり、1学期終了をもって高校を退学した。

 

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