子どもへの不安を解消したきっかけ
「共感」とは、相手の関心に関心を持つこと。友人の甥っ子家族でのできごと。お母さんが、「うちの娘、言葉が出ないんです。他の子どもと比べる、明らかに遅い。わけのわからない奇声を発して、何かを伝えようとしている。病院に行ったほうがいいかなぁ?」と、不安を口にしていた。この家族は、夫婦と1歳になる娘さん「のんちゃん」の3人家族と夫婦が交際中から一緒のワンちゃん「ごんすけ」と4人?で、ひとつ屋根の下で生活している。ある日、妻と娘が遊びにいった。娘は、幼い子と遊ぶのが大好きな大学4年生、児童心理学を学んでいる。のんちゃんは、すごく人見知りだが、娘とすぐに打ち解けて、一緒に遊び始めたそうだ。娘は、のんちゃんに目線を合わせて、のんちゃんの聞こえる音を感じている、のんちゃんの世界に入って、一緒におままごとをしている。のんちゃんは、遊びの最中でも、普段と変わらず、「わっしゃ!■#&!」とわけのわからない奇声をあげている。遊びが終わって、娘がのんちゃんのお母さんに「私、わかった!のんちゃん、「ごんすけ語」で会話しているんだよ!」そういえば、ごんすけは、のんちゃんが生まれる前から、家にいる。近所に同じ年頃の子がいないので、いつも一人、いや、ごんすけと2人で遊んでいる。お母さんは、娘の「仮説」を検証しようと、車を走らせて、児童会館に。何度か同じ年頃の子たちと遊ぶと、「犬語」ではない、「人間語」をしゃべり始めたそうだ。 お母さんの不安が、解消された。子どもの関心に関心を持つと、子どもの気持ちを理解できる。親が、自分の気持ちを理解してくれていると感じた子どもは、親を信頼する。その子どもは、親のあたたかい愛のもとで育まれる。そんなことを思った、できごとでした。相手の関心に関心を持つことは、幼い子どもとお母さんの関係だけではなく、職場の上司と部下、夫婦、不登校傾向の子どもと保護者などあらゆる対人関係で大切なのかもしれません。