作詞してみたった
愛から滲み出る嫉妬
自我を持った狂気
刻みつける美術
喉もとまで来た胃液は苦味を放ち
ドスの利いた鋭い痛みは
快楽へと変わる
歪む表情
酷悪な笑み
激情はやがて
臭いを放つ膿へ
愛は憎しみとの
葛藤を続ける
そんな愛憎の曖昧さ圧力のある重みに
抗うかのように
人は矛盾を繰り返す
そうして
全てを無くし
虚無の連鎖に恐怖を覚え
犠牲の中で息をする
液体は
粘りで肌を冷たく刺す
蜜を吸い
生き長らえれる不死の身体
下腿に
這わせる舌
脳裏に焼き付いた過去
執拗にもがく身体
憂いに満ちた精神
阿鼻叫喚
罵倒される我
幻肢痛、怒涛
最後に見たのは
愛しい人の微笑みと
変わり果て汚れを知りすぎた過ちを
必死隠す
綺麗に象られた
醜い芸術
この世の果てに橙の西日の中
全てを悟った約束の日
紺より深い海へと鎮む