execute/Allez URAWA -193ページ目

Beautiful Moment

このブログを始めたきっかけは以前にも書きました。
今季はチームとともにサポーターも変わっていく必要があると書きました。

でも、今季参戦した試合。ホーム・アウェイ問わず、よくも悪くも相変わらずだと思っていました。


まとまりはある。それなりに迫力もある。でも足りない。



俺は宗教は信じていないけど、フットボールには神様がいると思っています。

その神様が微笑んでくれたとき、とても美しい瞬間が訪れることがあります。



俺たちは知っているはずです。

彼の出場を求めて福田コールが起き、彼が途中出場し、劣勢だった試合の流れが一気に変わり、逆転ゴールが生まれたことを。

勝ちが必須となった駒場で、退場者を出しても、延長に入っても選手たちを信じ、声を出し続け、FKのこぼれ球から、鮮やかな放物線を描いてゴールに吸い込まれた土橋のシュートが生まれたことを。


勝利を信じて声援を送り続け、選手たちがそれに応え、フットボールの神様が微笑みかけてくれ、スタジアムが興奮のるつぼと化すことを、神々しささえ感じる美しい瞬間がフットボールのスタジアムにはあることを、俺たちは知っているんです。



新潟戦の最後の数分。闘莉王のゴールの後から試合終了直後まで、スタジアムを覆ったあの一体感~闘莉王コールにスタジアム全体が反応し、「Pride of URAWA」のチャントにスタジアム全体が反応したあの一体感~は、それに少し似ていました。

だけど、まだ足りないんです。結果を受けてアクションを起こすのではなく、アクションを起こし、結果を導く。それが美しい瞬間を味わうために必要なことなんだと思います。


指定席だからって大人しく観なくちゃいけないなんて、誰が決めた? 騒ぎたいならゴール裏に行け、なんて誰が決めた? 浦和の勝利のために集っているなら、そこがどこであろうと、自分にできるサポートをする必要がある。少なくともサポーターを自称するのであれば。


北ゴール裏とその他大勢、じゃなくて、南ゴール裏も指定も、メインもバックも、ロアもアッパーも、みんなが浦和の勝利を願い、それぞれが想いを込めてチャントを歌い、手を叩き、ブーイングをする。それが迫り来る津波のような音の壁となってピッチを囲み、味方を勇気づけ、相手にプレッシャーを与える。


フットボールの神様はそういうチームにこそ微笑んでくれるんだと思います。



俺たちは知っているでしょう? 神様が微笑んでくれたあの瞬間を。

またその瞬間に出会いたいとは思いませんか? 他のスポーツでは決して叶わない、至上の喜びを味わってみたいとは思いませんか?




「人々は観光気分でスタジアムにやって来る。シートにどっかりと腰を下ろし、楽しませてもらうのを待ってる感じだ。
 彼らは本当の意味でクラブを応援しているわけではない。伝統的なサポーターというものは、選手の気持ちを奮い立たせるように、唄を歌いながら激励する。それが本来の姿だ。
 最近のオールド・トラフォードは物見遊山で足を運ぶ人たちばかりだ。
 肝心なプロセスには参加せず、ただ単にスリルを味わうためにやって来る。その結果、スタジアムは静まり返り、暗いムードの試合がいくつかあった。
 オールド・トラフォードは、いや、サッカーが行われるスタジアムは、そういう人が来る場所ではない」
-アレックス・ファーガソン-




今日は柏戦。アウェイだなんて関係ない。

選手たちが闘っているんだから、俺たちだって闘わなきゃ。

なんとかバカ一代、とか、まとまりない歌を披露して、失笑を買うチームには負けらんないって。