浦和ストーブリーグの“個人的”所感
前回のエントリーはなるべく客観的な視点からのテキストでまとめたつもりですが、今回はストーブリーグの移籍に関する“個人的な所感”として。
まず、グローカリズムをベースにクラブの行く末を考えると、やはり育成を無視することはできないです。
地域からより愛されるクラブとして成長していくため、サポーターとのエンゲージメントを考えた時、地元出身、生え抜きは欠かせません。アイドル論よろしく、彼らの成長を見守り応援していく形でのエンゲージメントはとても強固で継続性が高くなるからです。
もう一つ、Jリーグから世界の主要リーグへ移籍することも珍しくなくなっている今、経営とチーム成績の安定を両立させるためにも、統一されたクラブ哲学に則った育成は必要です。
なんで、俺はフィンケが就任し、ある程度戦術を明確にし、ユース出身の若手をどんどん試合で使うようになった時、3年~5年の低迷期は覚悟してました。そしてそれでもいいと考えていました。
なぜなら、目先の勝利にばかり傾倒した結果が2007年クラブワールドカップのvs.ACミランだったからです。
国内で無双状態だった浦和が、0-1という点差以上に手も足も出せなかったミラン戦。
あれが当時の浦和の限界点だったことは明らかで、Jクラブ程度の財力で場当たり的な補強をしても世界ではまったく通用しないってことを痛感しました。
昨年のCWC、コンカやムリキなど、今のJリーグではあまりお目にかかれない強力な外国人を、潤沢な資金を背景に揃えた広州恒大ですら、バイエルンの前に為す術もなく大敗したのも記憶に新しいところです。
ですから、クラブとフィンケの育成方針転換は、今後10年、20年と続くクラブを考えた時、間違っていなかったと今でも思っています。でも、その間の低迷をサポは許せなかった。そしてそれに呼応するようにクラブも育成を放棄してしまった。
クラブが哲学をもっと明示できていれば、もしかしたら違っていたかも、という気もしますが、俺は今でも育成型クラブの道を進んでほしいと思っています。
また話が逸れましたが、今回の移籍話で、もっとも問題視すべきは、高橋峻希がレンタル先の千葉から神戸へ完全移籍してしまったという点です。
C大阪の柿谷しかり、横浜FMの齋藤学しかり、レギュラー取りは難しいけれど有望株、な選手に実戦経験を積ませるため、レンタルの形で武者修行へ出すのは、多くのクラブが行っていることです。浦和も西澤代志也の飼い殺しの件があって以降、積極的に若手をレンタルに出しています。
ただ、浦和のレンタルは少し意味合いが違っていて、レンタルバックするタイミングまで計って放出はしていないんですね。峻希の移籍を見るとそうとしか取れないです。
峻希はSH・WBの選手で、ミシャサッカーにおいても重要なポジションを担います。そして23歳と若い。今の浦和には平川(34)、関口(28)、梅崎(26)、宇賀神(25)がおり、彼らに続くのが峻希でした。
平川の年齢を考えると、バックアップとして峻希は存在感を持てるはずなのですが、彼を再レンタルではなく、完全移籍で放出したというのは、峻希を見限り別の人材で賄うことにしたということです(おそらく森脇)。
となると、なんのためのレンタル移籍だったのか、という話になるんです。少なくとも、2~3年のうちにクラブに戻して戦力になってもらうため、という前向きなものでなかったことは明白です。
確かに、千葉での峻希を見る限り、浦和に戻ってきてもレギュラーはおろかベンチ入りも難しいと思わざるを得ない印象でした。が、伸びしろを含めて完全に見限ってよいレベルの選手だったのか。そう結論づけるまでにレンタル中の選手へのフォローをしっかりできていたのかは甚だ疑問です。
可能性の低い浦和より可能性のある他所で、というクラブの温情もあるでしょうし、経営的に移籍金が発生する形で移籍を成立させづらいJリーグの問題だったりもするんですが、唯一わかったことは、浦和におけるレンタル移籍は、契約を切られる前の黄色信号という意味合いを強く帯び、浦和が若手にとっては究めてシビアな環境にあるクラブということです。
すると何が起きるかというと、浦和の下部組織に所属しようとする選手や高校・大学経由で浦和へ入団する選手が減ります。母数が少なくなれば原石がいる可能性も少なくなります。ってことは他クラブから引き抜くしかなくなります。
国内だけを見ればそれでもいいかもしれませんが、世界を見据えた時にはマイナスでしかないと俺は思います。なんで、繰り返しになりますが、育成型クラブとしての道を歩んでほしいんです。
だって、浦和ってこれまでの戦績を見れば、決して強豪クラブではないですよ。まだまだ発展途上のクラブです。あるいは暗中模索のクラブ。
選手を見れば優勝も可能なメンバーが揃っていることは間違いないでしょう。それでもできないのは何故なのか? 監督のせいなのか。選手のせいなのか。クラブ経営陣のせいなのか……いずれも当てはまるのでしょうが、俺はサポーターの(分不相応に肥大化した願望の具現化を突きつける、得も言われぬプレッシャーの)せいってのもあるんじゃないかと思います。
最後に、現時点でのAチームは
ーーーーーーー興梠ーーーーーーー
ーーーー元気ーーーー柏木ーーーー
宇賀神ーー青木ーー啓太ーーー森脇
ーーー槙野ーー阿部ーー那須ーーー
ーーーーーーー西川ーーーーーーー
SUB:マルシオ、直輝、梅崎、関口、平川、永田、山岸
って感じでしょうか。
Bチームは
ーーーーーーー阪野ーーーーーーー
ーーーー丸塩ーーーー直輝ーーーー
梅崎ーーー??ーー??ーーー平川
ーーー水輝ーー永田ーー坪井ーーー
ーーーーーーー山岸ーーーーーーー
関口、矢島がいませんが、関口は梅ちゃんと、矢島は直輝と代わる可能性があるかなぁ。
ボランチの2枚は直輝を最初からボランチに落とすのは考えづらく、阿部、啓太、那須、青木の4人で回すことになり、完全なターンオーバーは敷けないでしょうね(水輝のボランチ起用は無謀だろうなぁ)。
あと、関根と邦本は、トップでの実績がないので、頭数にいれてません。
まず、グローカリズムをベースにクラブの行く末を考えると、やはり育成を無視することはできないです。
地域からより愛されるクラブとして成長していくため、サポーターとのエンゲージメントを考えた時、地元出身、生え抜きは欠かせません。アイドル論よろしく、彼らの成長を見守り応援していく形でのエンゲージメントはとても強固で継続性が高くなるからです。
もう一つ、Jリーグから世界の主要リーグへ移籍することも珍しくなくなっている今、経営とチーム成績の安定を両立させるためにも、統一されたクラブ哲学に則った育成は必要です。
なんで、俺はフィンケが就任し、ある程度戦術を明確にし、ユース出身の若手をどんどん試合で使うようになった時、3年~5年の低迷期は覚悟してました。そしてそれでもいいと考えていました。
なぜなら、目先の勝利にばかり傾倒した結果が2007年クラブワールドカップのvs.ACミランだったからです。
国内で無双状態だった浦和が、0-1という点差以上に手も足も出せなかったミラン戦。
あれが当時の浦和の限界点だったことは明らかで、Jクラブ程度の財力で場当たり的な補強をしても世界ではまったく通用しないってことを痛感しました。
昨年のCWC、コンカやムリキなど、今のJリーグではあまりお目にかかれない強力な外国人を、潤沢な資金を背景に揃えた広州恒大ですら、バイエルンの前に為す術もなく大敗したのも記憶に新しいところです。
ですから、クラブとフィンケの育成方針転換は、今後10年、20年と続くクラブを考えた時、間違っていなかったと今でも思っています。でも、その間の低迷をサポは許せなかった。そしてそれに呼応するようにクラブも育成を放棄してしまった。
クラブが哲学をもっと明示できていれば、もしかしたら違っていたかも、という気もしますが、俺は今でも育成型クラブの道を進んでほしいと思っています。
また話が逸れましたが、今回の移籍話で、もっとも問題視すべきは、高橋峻希がレンタル先の千葉から神戸へ完全移籍してしまったという点です。
C大阪の柿谷しかり、横浜FMの齋藤学しかり、レギュラー取りは難しいけれど有望株、な選手に実戦経験を積ませるため、レンタルの形で武者修行へ出すのは、多くのクラブが行っていることです。浦和も西澤代志也の飼い殺しの件があって以降、積極的に若手をレンタルに出しています。
ただ、浦和のレンタルは少し意味合いが違っていて、レンタルバックするタイミングまで計って放出はしていないんですね。峻希の移籍を見るとそうとしか取れないです。
峻希はSH・WBの選手で、ミシャサッカーにおいても重要なポジションを担います。そして23歳と若い。今の浦和には平川(34)、関口(28)、梅崎(26)、宇賀神(25)がおり、彼らに続くのが峻希でした。
平川の年齢を考えると、バックアップとして峻希は存在感を持てるはずなのですが、彼を再レンタルではなく、完全移籍で放出したというのは、峻希を見限り別の人材で賄うことにしたということです(おそらく森脇)。
となると、なんのためのレンタル移籍だったのか、という話になるんです。少なくとも、2~3年のうちにクラブに戻して戦力になってもらうため、という前向きなものでなかったことは明白です。
確かに、千葉での峻希を見る限り、浦和に戻ってきてもレギュラーはおろかベンチ入りも難しいと思わざるを得ない印象でした。が、伸びしろを含めて完全に見限ってよいレベルの選手だったのか。そう結論づけるまでにレンタル中の選手へのフォローをしっかりできていたのかは甚だ疑問です。
可能性の低い浦和より可能性のある他所で、というクラブの温情もあるでしょうし、経営的に移籍金が発生する形で移籍を成立させづらいJリーグの問題だったりもするんですが、唯一わかったことは、浦和におけるレンタル移籍は、契約を切られる前の黄色信号という意味合いを強く帯び、浦和が若手にとっては究めてシビアな環境にあるクラブということです。
すると何が起きるかというと、浦和の下部組織に所属しようとする選手や高校・大学経由で浦和へ入団する選手が減ります。母数が少なくなれば原石がいる可能性も少なくなります。ってことは他クラブから引き抜くしかなくなります。
国内だけを見ればそれでもいいかもしれませんが、世界を見据えた時にはマイナスでしかないと俺は思います。なんで、繰り返しになりますが、育成型クラブとしての道を歩んでほしいんです。
だって、浦和ってこれまでの戦績を見れば、決して強豪クラブではないですよ。まだまだ発展途上のクラブです。あるいは暗中模索のクラブ。
選手を見れば優勝も可能なメンバーが揃っていることは間違いないでしょう。それでもできないのは何故なのか? 監督のせいなのか。選手のせいなのか。クラブ経営陣のせいなのか……いずれも当てはまるのでしょうが、俺はサポーターの(分不相応に肥大化した願望の具現化を突きつける、得も言われぬプレッシャーの)せいってのもあるんじゃないかと思います。
最後に、現時点でのAチームは
ーーーーーーー興梠ーーーーーーー
ーーーー元気ーーーー柏木ーーーー
宇賀神ーー青木ーー啓太ーーー森脇
ーーー槙野ーー阿部ーー那須ーーー
ーーーーーーー西川ーーーーーーー
SUB:マルシオ、直輝、梅崎、関口、平川、永田、山岸
って感じでしょうか。
Bチームは
ーーーーーーー阪野ーーーーーーー
ーーーー丸塩ーーーー直輝ーーーー
梅崎ーーー??ーー??ーーー平川
ーーー水輝ーー永田ーー坪井ーーー
ーーーーーーー山岸ーーーーーーー
関口、矢島がいませんが、関口は梅ちゃんと、矢島は直輝と代わる可能性があるかなぁ。
ボランチの2枚は直輝を最初からボランチに落とすのは考えづらく、阿部、啓太、那須、青木の4人で回すことになり、完全なターンオーバーは敷けないでしょうね(水輝のボランチ起用は無謀だろうなぁ)。
あと、関根と邦本は、トップでの実績がないので、頭数にいれてません。