なでしこ2009シーズン第8節 vs.新潟L | execute/Allez URAWA

なでしこ2009シーズン第8節 vs.新潟L

※新潟Lの得点シーンに間違いがあったので修正しておきます。重ね重ねスミマセンの世界です。
 メモ取りながら観るのって集中できないんですよね、とか言い訳させてください。



浦和レッズレディース1-1(前半1-0)アルビレックス新潟レディース


得点者:32分安藤(PK)、78分オウンゴール(新潟L)
入場者数:2,128人


---北本--安藤---
堂園--------柳田
---庭田--高橋---
竹山-矢野--熊谷-土橋
-----山郷-----

59分:堂園→岩倉
77分:高橋→木原
89分:後藤→堀田


---菅澤--大石---
小原--------党首
--上尾野辺-川村---
山本-詫間--東山-波左谷
-----大友-----

64分:小原→口木
75分:菅澤→中村
85分:法師人→斉藤

※登録ポジション上では4-3-3ですが、観ていた限りワイドな4-4-2でした。




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約3週間の中断期間を経て再開したなでしこリーグ。第2クールに入り、開幕戦と同じ新潟レディースを駒場に迎えましたが、結果はなんとも世知辛いものでした。

これまで、ボランチで起用していた熊谷を最終ラインにいれ、高橋と庭田のコンビで挑みましたが、リザーブにも入っていないあたり、百武も西田も怪我で目処が立たないということなのでしょうか?

しかし、これは完全に裏目に出ました。


試合序盤は、引いて守る新潟L相手に、いつものようにしっかりボールを回せ、土橋や竹山の積極的なサイド攻撃もできるのですが、中央の意識が強いため、決定機にはあまり恵まれませんでした。

たまに、ロングフィードで裏を取って進入する場面も出ますが、まさに“粘り”のディフェンスで、やはり決定機には至らず。

そんな中でも、左サイドでボールを受けた庭田がエリア内に切れ込むと、引き倒されてPKを獲得し、安藤がゴール左隅に決めて先制します。


新潟は、先制点を奪われる前も、奪われた後も、特に大きな変わりはなく、きちんと退いた後、パスコースを読んでボールを奪い、前線へ配球し、FWがキープした後、小原、党首、上尾野辺、川村(たまに詫間、波左谷の両SBも)でもって、さらに裏を狙うという姿勢。

が、レッズレディースがきちんと対処できていたので、ほぼシュートなしで前半を終了します。



前半を観る限り、開幕戦の両者と大差はなく、不用意な球逸さえなければ、このまま行けるかな、とも思っていましたが、後半開始15分ほどで庭田・高橋の運動量が目に見えて衰えていきます。

庭田・熊谷コンビだと、男子でいう細貝・啓太コンビのように、庭田=攻め、熊谷=アンカーと、役割がきちっとわかるのですが、タイプ的にいって、高橋にアンカー役をやらせるのは、正直辛いところがあります。

また、新潟Lは前目4人がフィードに絡むため、こぼれ球を拾われないよう、DFラインと距離を近くせざるを得ず、結果、出し手へのチェックができなくなった観もありました。


それに合わせるように(前半のPKシーンでもそうだったように、レッズレディースの中盤は攻撃のリズムを作り出す役割がありますから)、全体的にボールが落ち着かなくなります。

竹山-岩倉で左サイドを崩すものの、センタリングは詫間&東山の体を張った守備で弾き返され、安藤や北本が下がって受けても出し先がなく、無理から出したパスは、党首、上尾野辺、川村らに読まれてカットされ、ならば、と自ら持ち込んでは囲まれるという悪循環。可能性を感じるのは高さで勝るセットプレーのみ、という出来でした。


後半、柳田が完全に消え、土橋の攻撃参加も皆無となりましたが、それ以上に北本の出来がよろしくありませんでした。

トラップはハネる、パスはズレる、中央は突破できない、なによりイーブンボールをGKに競り勝ってフリーになったのに、宙に浮いたボールを待ってしまってDFに寄せられシュートを撃てないなど、“傷”になりそうな出来でした。


そのうちみんなが簡単なパスミスを連発しだすと、易々と新潟Lの速攻を許すはめになります。

65分には、またもパスミスからボールを奪われ、菅澤が楔となって大石へ流し、その溜めで上がった川村が見事にDFラインの裏へ抜け出し山郷と1対1に。

幸い、山郷のファインセーブで失点は免れましたが、完全にバテた庭田・高橋が相手CHにチェックへ行けなくなり、CHやSBからフィードを入れられると、熊谷と矢野への負担がさらに大きくなります。


村松監督もさすがにヤバいと感じたのか、77分に高橋に代えて木原を投入しますが、その直後、GKからのフィードの目測を誤った矢野が裏を取られると、口木がしぶとく競り勝って大石がシュートを放ちます。

一度はゴールラインぎりぎりで防いだものの、さらなるクリアが間に合わず、蹴ったボールは熊谷に当たって虚しく自軍ゴールへ吸い込まれ同点に。


ホームで勝たなくてはならないレッズレディースは、なんとか1点を奪いにいきますが、ボロボロになったパスワークが急に改善するはずもなく、焦るレッズレディースに、さらなるカウンターを仕掛ける新潟Lという攻防が最後まで続いてホイッスル。



真夏日並みとなった暑さを言い訳にしてもよいですが、それは相手も同じ条件。その上で、完全に走り負け、競り負けたレッズレディース。

交代にも疑問符がつき、ほぼ負けに等しい引き分けとなりましたが、昨季も第2クールに入ると苦戦が続き、結局それが最後まで響きました。


次節は、第1クールで勝ちはしたものの、内容的には厳しかったというマリーゼが相手。

つまり、正念場ってことですね。


下を向かずに前を見ていこう浦和レッズレディース