2009シーズン 第12節 vs.ガンバ大阪 | execute/Allez URAWA

2009シーズン 第12節 vs.ガンバ大阪

浦和レッズ0-0(前半0-0)ガンバ大阪

入場者数:53,374人


---原口--エジ---
直輝--------セル
---啓太--阿部---
細貝-闘莉王-坪井-暢久
-----都築-----

75分:セル→高原
79分:原口→峻希


--レアン--チョ---
ルーカス-----佐々木
---明神--遠藤---
下平-山口--中澤-橋本
-----藤ヶ谷-----

40分:レアンドロ→播戸
76分:下平→安田
84分:播戸→山崎


先発、サブともに前節と同じ。

これまで何度か見た光景といいますか、浦和がポゼッションを行い、ボールを支配します。

G大阪は下平がグダグダで左サイドが炎上していましたが、明神、遠藤、山口、中澤のBOXが強いので、なかなか仕掛けはできず、という感じ。サイドに人をかけているので、中が薄いのが一因なのでしょうなぁ。


G大阪は、明神、遠藤と山口、中澤の距離が近いので、形としてはリトリート気味に。そのため中盤にスペースが空くので、前半の中盤はほぼ浦和が支配。啓太と阿部が攻撃に絡みやすくなりました。

阿部と啓太が攻撃に絡めるようになると、守備陣の意識が散りますから、裏をつくこともできます。

前半にあったエジミウソンと直輝の抜け出しは、単純にサイドからクロスを上げるだけではない、浦和の必勝パターンにできる形ですね。

しかし、どちらかが決まっていれば……と、どこかの代表で聞かれる決定力不足が露見してしまいました。

ただし、関わっている時間が違うとはいえ、この短期間でそのレベルに達することができた浦和は素晴らしい成長を遂げていると思います。


守備に関しても、攻撃であれだけ回し、深く攻められるので、G大阪としてはカウンター狙いにならざるを得ないですね。それでも、浦和は前節の失態が幸いしたか、攻撃時の守備のバランスに注意を配っていたので、ピンチらしいピンチもあまりなく。

川崎のようにそれで勝ち点を拾っているチームはともかく、G大阪は浦和と同じくポゼッションで組み立てるチーム。今日は遠藤が一つ下のポジションにいたのも幸いして、カウンターも単騎突入のみ。

レアンドロに危ないシーンを作られましたが、坪井が粘って、よくコースを消してくれましたね。


後半開始直後からG大阪もボールを回すようになりますが、いつもの“らしい”パス回しは見られず、FKから播戸が裏へ飛び出し、明神の詰めがバーを叩いたくらいで、最後まで形は作れずといったところ。

とはいえ、浦和もパスで崩しきることにこだわり過ぎているというか、撃つべきところで撃たず、ミドルも皆無。今の浦和の攻めは、一歩間違うと単調な攻めと取られかねないので、強引にでも、もっとシュートで終えるシーンをたくさん作る方が、相手を混乱させられると思います。


後半、攻めが単調になったところで、高原、峻希を投入するも、流れは変えられず。組織の中でいかに個を発揮するか? そこがもっと各選手毎に明確になると、途中投入の選手が確実に色を加えられると思います。

高原は自身が持つ特性をいかにフィンケフットボールに合わせていくか、まだまだお悩み中のよう。一度監督と膝つき合わせてとことん話し合ってみるのもいいかもしれませんね。フィジカルは調子いいと思いますので。


昨季、すべての試合において内容でも圧倒されたG大阪戦で、今季初対決も勝てませんでしたが、昨季とは大きく異なる1分けであることは間違いありません。前を向いていけるでしょうね。


気になるのは、直輝の次節出場停止。誰が入るのか? どうなるのか? 若手チャ~ンス! ってことで頑張ってほしいものです。



リーグ戦を1/3消化して首位鹿島と勝ち点差5(1試合少ない分を勝ちと見ています)の2位は上出来でしょう。

G大阪戦でもわかったように、浦和のボール回しは通用するし、ポゼッションすることはできます。ということは、どんなタイプのチームが相手でも、今回のように、リトリート気味になってカウンター狙いのフットボールをするようになるということです。

そういう相手をいかに崩して得点するか? 浦和に課せられた次なる課題と言えるでしょうね。

おそらく、フィンケ監督のプランでは、シーズン1/3から1/2は土台作りにあてがっているはず。シーズン折り返してこのままでは、相手に研究されて勝てない試合が続出するでしょうが、そうならないための布石をどのように仕込んでくるのか? 注目したいところですね。