Jサテライトリーグ vs.アルビレックス新潟 | execute/Allez URAWA

Jサテライトリーグ vs.アルビレックス新潟

浦和レッズ0-1(前半0-0)アルビレックス新潟

得点者:89分奥山(新潟)
観衆数:3,387人

---高原--セル---
林---------峻希
---濱田--赤星---
アレ-近藤-堀之内-西澤
-----加藤-----

HT:加藤→大谷
62分:堀之内→橋本
62分:アレックス→永田
62分:高原→野田


前日のアナウンスのためか、メンバーが豪華なためか、3,387人(ロハ見客含めれば4000人近く行ったかな?)もの観衆を集めたサテライトリーグ。もっとも、昔は4~5千入る試合もあったようですが、さすがにその頃はサテライト観に行ってませんでした(苦笑


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バックの芝生席じゃ収めきれず、メインの芝生席まで解放してました。


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レッズレディースにもこれくらい来てくれればなぁ……。

というか、ここだけの話、レッズレディースの選手たちを、一度でいいから満員の駒場スタジアムでサポートしてあげたいなぁという夢を持っていたりします。まっ、特に行動は起こしてないんですが(殴


一人なので、センターライン付近の隙間で観ることも考えたのですが、ゴールの真裏で観ることにしました。


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なぜそんな観にくい場所で? きっと「太陽がまぶしすぎたから」だと思いますよ(w



フィンケ監督の一貫戦策のため、サテライトとはいえ、トップと同様にショートパスを中心にボールを回して攻めていきます。

サイドに回してSBが追い越してセンタリングとか、ゴール前でのワンタッチパスからの抜け出しとか、序盤から押せ押せで攻め立てていきます。ところが皆決めきれず。精度の悪さが災いした印象です。

たまに新潟もシュートを放ちますが、加藤が落ち着いて処理。
少し距離のある相手FKの時に、まったく指示が聞こえていないセルにキレ、

「セル!……

「セル!……」
「セル!……(テメェ、さっきから呼んでんだろうが!)」
“バンッ!” “カンッ!”
「セル!!!!!!!!」


最初は声だけだったのが、グローブとスパイクでポストを打ち、指示していたのは“らしくて”よかったです(w


後半途中で、アレックス、高原、堀之内のベテラン組が退きますが、これを機にボールが落ち着かなくなり、徐々にペースダウン。峻希や林が動き回って頑張るのですが、連動性は低くなり、比例するように新潟がボールをキープできる時間も増えていきました。


攻撃でリズムを作っていくのが今季の浦和ですが、
この辺、フィンケ監督のフットボールは、攻守の表裏一体具合が高いなぁと感じます。

攻撃の連動性がなくなる→ボールを失った後の守備に厚みがなくなる→相手にボール回される、キープされる→ライン下がっていく

わかりやすいといえばわかりやすいです。だからこそ90分間走りきれる走力が大事なんでしょう。


「うん?」と思ったのは、トップに比べてずいぶんとワイドな感じがしましたが、あれは指示なのでしょうかね? 一方のサイドでボールを回しているときに、逆サイドがベタ付きで待ってるんですよね。トップはもっと縦にも横にもコンパクトなので気になりました。


そして、スコアレスドローで終了と思えた最後の最後、ゴール前で与えたFKを途中交代の奥山に豪快に決められジ・エンド。

フットボールですから、こういうことは起こり得ます。ただし、プロとしては恥ずべきことだと思います。

希望的になれる試合であった反面、サテライトとトップの差も浮き彫りになった試合だったように感じました。


以下、各選手ごとに。

アレックスはやはり別格。サイドでの仕掛け方も上手で、守備も問題なく(というか、ほとんど攻められてないんですが)。

セルもサテライトでは存在感抜群で、ドリブルで仕掛けたり、積極的にサイドチェンジを行ったりとチームを牽引していましたが、何故でしょうか、ゴールの匂いがあまりしないんですよね。1対1も外してしまったし。

堀之内は落ち着いてラインを統率してました(繰り返しますが、ほとんど攻められていないので、ボールに絡むシーンがそもそもあまりなかったです)

トップ帯同もここまで出場機会のない林は、運動量が豊富でなかなかのクロスも上げます。後半、選手が交代してからは、直輝のように、楔となり、サイドに回り、ゴール前に顔を出すなど縦横無尽といったところ。一度、直輝とのコンビを観てみたいですね。


問題は高原です。このメンバーの中ではベテランの域ですが、イマイチ。動き自体はいいのですが、相手DFのフィジカルの強さも相まってか競り合いで勝てず、ボールキープもままならずで、ものすごく心配になってしまいました。大丈夫か? 高原。早く目覚めてほしいものです。



西澤は積極的に上がって、攻撃に絡んでいくのですがクロスの精度が悪く残念。

赤星は相手の中盤の薄さもあってわりと攻撃に絡んでいき、活発に動いていました。がこちらもシュートを決められず残念。

若手に突き上げ喰らっている、踏ん張り所の両名ではありますが、まさに正念場といったところでしょうか。

その赤星は、後半に相手の卑劣タックルを受けて負傷退場。相手が一発レッドで数的優位となりますが、赤星自身も、一旦はピッチに戻ったものの、終了前に自主退場しました(浦和は交代要員を使い切っていたので、最後は10人対10人に)。

悔しさを滲ませていましたが、自分のミスでというのならまだしも、怪我で戦列を離れて評価が下がってしまうのは、ホント悔しいだろうなぁ。頑張って戻ってきてほしいものです。


他方、峻希のスピード感は怪我の影響を感じさせませんでした。原口、直輝と昨年の戦友がトップで活躍していますから、忸怩たる想いはあるでしょう。トップチームに帯同する日も近そうです。


後半62分に前記の3人が交代し、FWが足りなくなったので、形的には

-----セル-----
野田----林---峻希
---濱田--赤星---
永田-近藤--橋本-西澤
-----大谷-----

こんな感じでしょうか。


近藤は、堀之内がいた間は問題なくやれていたのですが、相方が橋本に代わってからは、相手にスペースを与えてしまうなど、ちょっとあぶないシーンも(上がった永田の裏を突かれているというせいもあるのでしょうが)。坪井、闘莉王のバックアップが堀之内である理由は、安定感の違いなのかな。

得点を決められたFKを誰が与えたか見えなかったのですが、いずれにせよ守備の連携がうまくいっていなかったためでしょう。「赤星が抜けてバランスが崩れた」は、トップチームでは許されません。

後半交代して入った永田と野田は1~2度、いい感じで攻めに絡んだ程度。フィジカルで潰されるシーンもあり、まだまだトップチームへの道のりは険しそうです。



結果は、終了直前にFKから失点し負けてしまいましたが、内容は9:1で浦和。新潟はまともな攻めの形すら作れていませんでした。

で、あるが故に、セルの1対1をはじめ、ことごとくチャンスを決められなかった点と、不用意なファールから失点しまった点が、彼らがトップチームで出場できない理由であることも現しているようでした。


代表クラスの選手が多く在籍し、その牙城を崩すのは容易なことではありませんが、そのことは百も承知で浦和に籍を置いているはず。これからも切磋琢磨してレギュラーの座を目指してほしいですね。


赤き若人よチャンスを掴め!