担当記者の順位予想に見る攻撃的フットボールの渇望 | execute/Allez URAWA

担当記者の順位予想に見る攻撃的フットボールの渇望

日刊して!さんと機関紙の座を争っている報知のフットボール担当記者さんが、ブログで今季の順位予想 をしていました。


 優勝=浦和
 2位=G大阪
 3位=鹿島
 4位=川崎
 5位=F東京
 6位=名古屋
 7位=広島
 8位=清水
 9位=横浜M
10位=神戸
11位=千葉
12位=柏
13位=大分
14位=新潟
15位=磐田
16位=大宮
17位=京都
18位=山形


個別の分析はないのですが、昇格組の広島が7位にいて、鹿島と大分がそれぞれ3位と13位にいるあたり、攻撃的なフットボールのクラブを推しているようです(=そういう試合を多くみたいという願望なのでしょう)


守備をおろそかにしてまで、とは言いませんが、観客としては、やはりプロらしいボール捌きでゴール前に迫ってシュートを放つシーンを多くみたいもの。

同ブログの過去エントリー で、フィンランド戦の観客についても書いていますが、こういうライト層を取り込むには、単に得点が多く入るという部分以外で、カタルシスを生まれさせる必要はありますよね。


いつぞや、犬飼さんが「バックパス禁止令」を口にしていたようですが、それも同様の意味合いなんだと思います。



なんでもリーガ・エスパニョーラは、今季のリーガ100試合で、スコアレスドローがわずか1試合しかないんだとか。

アリゴ・サッキの分析によると(少し古いですが)、それはグローバル化した社会の象徴なのだと。

日本という島国にいながら、世界中のフットボールを観ることができるグローバル化が、攻撃的なフットボールを求めたのだと。


そして、こうも言っています。
私が思うに、サッカーというスポーツは本来攻撃的なモノとして生まれてきたはずです。物事を破壊するためにではなく、作るために生まれた。ゴールを奪うために生まれたスポーツだと思います。


この辺、オシムさんが言っていた

守るのは簡単ですよ。
作り上げることより崩すことは簡単なんです。
家を建てるのは難しいが崩すのは一瞬。
サッカーもそうでしょう。

攻撃的ないいサッカーをしようとする。
それはいい家を建てようとする意味。
ただ、それを壊すのは簡単です。
戦術的なファウルをしたり、引いて守ったりして、相手のいいプレーをブチ壊せばいい。
作り上げる、つまり攻めることは難しい。
でもね、作り上げることの人生のほうがいい人生でしょう。

そう思いませんか?

『オシムの言葉 フィールドの向こうに人生が見える』

にも通じているように感じました。


俺も、攻撃的なフットボールを、フットボールが持つ美しさを、今季の浦和で観たいです。