市場ではQE3が実施される可能性が大きくなったと報じられている。しかし、米10年債券利回りは足元で1.75%まで上昇している。債券トレーダー達はどうやらQE3がないことも予想しているようだ。
また、この日米金利差なら、ドル/円は79円台から80円程度であっても不思議はない。ところが足元でドル/円は77円台半ば付近までドル売りが進んでいる。QE3があるとの前提でドルを売っているからだ。
仮にQE3が市場が望むような形で実施されねば一気にドル高へ反転するだろう。米株は失望から下げそうだが、同時に円安が起こるとすれば日本株の下落は軽微だ。日本株上昇の前提は米債券安と円安である。この辺りを読んだ投資家が海外投資家の持ち株の少ない新興市場株に買い物を入れている節があるようだ。