ムラーノ
別に日産のムラーノがモデルチェンジをしたという話ではない。
ベネチアに行ったときに買ったムラーノのガラス細工。
ベネチアのお土産屋さんにはいろいろなものが売っていて面白かったのを覚えている。
中でも目が行ったのは動物や昆虫のモチーフである。ガラスのバッグなんかも良かった。
ガラスのバッグ、今となっては買っておけば良かったと後悔している。
ホントにいろんなものがありすぎて頭の中はパンク状態。
そんな時、つぶらな瞳でこっちを見ているふくろう君と目が合った。
よく見れば自分の好きな配色。何か買わなきゃと思いとりあえず購入。
たしか10ユーロくらいだった。
このふくろう君は今でもこっちをつぶらな瞳で見ている。
この子越しにみる世界は倒立の像を映し出す。
※ベネチアには本家本元のムラーノのガラスとパチモンみたいな安いガラスが売っています。
ウソかホントかわからないけど安いのは現役を引退した職人さんが作っているものらしいです。
(店員談)
学生だったころ、ガラス細工の授業を取ったことがある。そこで垣間見たガラスの世界。
見た目の美しさとは裏腹にとても厳しい世界だった。
作業の基本はバーナーでガラス棒を溶かして玉にして、そこから切ったり引っ張ったりくっつけたりして
形を造っていく。ねちょねちょになったガラスを思い通りの形にするのはとても難しい。
トラス構造のピラミッドとイモムシを造るので精一杯だった。。
なんと言っても1000℃の世界である。
さっきバーナーであぶったガラス棒を触ろうならば即、やけどである。
ガラスは性質の悪いことに見た目や雰囲気じゃどのくらいの温度かわからないものである。
で、いろんな色の棒をあぶったり置いたりしているうちにどれがどれかわからなくなってしまい、
うっかり触ってしまうのである。分厚い手袋をするといまいち感覚がわからないので好まないし・・・
というように何度やけどをしたか数え切れないくらいである。
毎週水曜日はやけどの日。
そんな感じである。
そんな経験をしたからか。
今となってはガラスの透明度、質感に魅力を感じる。
樹脂ではなくガラスでなければならない。
そんなものもあるはず。
今度ベネチアに行ったときが楽しみだ。
・・・あっ、あとあの仮面も買おう。

