イラクの北部地域の全域を占拠しつつあるスンニ派反政府武装組織(ISIL)の軍事行動は、急速にイラクの首都であるバグダットに迫りつつある中、イラクのマリキ政権と宗教思想を同じくするシーア派の国家であるイランが米国のイラクでの軍事行動に抑制をかけている状態にあるのだが、こうした状況を総合的に判断すると、今後の軍事的な対立は激化を辿るのは必至であるだろう。
 そして、これがシリアとイラクとの国境地帯がこのスンニ派武装組織(ISI)Lの占拠を受けて、シリアからの武器や人員の供給が速やかに遂行できる状況では、この地域の軍事的安定の糸口さえ見出せないままに、イラク政府軍との軍事衝突が拡大することが容易な情況になっている。

 そしてまた、ここにきてシリア側からイスラエルに向けて砲撃があったということで、イスラエルはゴラン高原の都市を空爆しているのであるが、このこともこの武力衝突の意義がどこにあるのかを探る上で、問題を複雑化しているのである。

 イラクのスンニ派武装組織(ISIL)を資金面で、そして軍事面で支援しているのは、スンニ派の大国であるサウジアラビアであることは、容易に推測できることであり、これが現実問題として、このサウジアラビアや一方のシーア派の大国であるイランを巻き込んだ宗派間対立として全面軍事衝突ともなれば、戦果の拡大は中東地域のみならず、全世界を引き込む大戦争ともなりえる情況にあるのも、事実であると推測できる。
 また、これに原油利権や、このイスラエルのシリアへの報復とする空爆などを考えると、単にイスラム国家の宗派間対立の構造ばかりではなく、宗教や思想・信条の対立にまで発展しかねないのである。

 この中東地域の情勢は、欧米のみならず我が国や中国、そしてロシアもまた、その国際的な、あらゆる分野における立ち位置までもが、問われる事態であるのは確かだろう。

(<a href="http://sankei.jp.msn.com/world/news/140623/mds14062310570006-n1.htm" target="__blank">この記事を参照のこと</a>)

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いよいよ、韓国軍兵士が狂ったぞ。韓国の軍施設で、兵士が銃を乱射した。
死傷者数が12名におぼり、その兵士は尚も逃走中だということだ その兵士を追っているが、つかまるような状態にないそうだ。
 
これは、規律を重要視する軍隊でのできごとであるというところに問題の焦点があるのだが、この状況から察するに韓国軍の規律が乱れているというだけでなく、兵士の間に、現政権への不満や韓国社会に対する鬱積、待遇の劣悪さなどの条件が重なっての暴挙と観るのが妥当であろう。
 すでに、韓国は経済的危機だけではなく、朴現政権に対する国民からの不満、反発が鬱積しているということが推察されるのである。もっとも、朴クネ大横領は、外交努力は並々ならぬ成果を上げているのだが、それを韓国内の左派勢力が正当な評価を与えていないところにも、問題を複雑化させている要因がある。

 軍施設での小銃の乱射などは、あってはならない事態なのだ。すでに韓国は、国家の崩壊へと加速しているばかりか、社会秩序の崩壊、国民の道徳・モラルの崩壊は、今後の韓国社会の凄惨さの象徴ともなろう。軍隊から規律を排除してしまえば、単なる国家ぐるみの武装集団となる

<a href="http://sankei.jp.msn.com/world/news/140621/kor14062123200007-n1.htm" target="_blank">この記事を参照</a> 続報では、死傷者数は12名。

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 中国機が日本の自衛隊機に異常接近した事件で、日本政府の公式見解に中国外務省の対応が「日本の自衛隊機が先に異常接近してきた」として、強硬な姿勢で日本政府の見解に反論をしているが、この中国側の反応には理解に苦しむ部分が多い。
 つまり、軍事を知る者から考えればとてもじゃないが、この中国側の反応に大きな齟齬があり、矛盾点が垣間見れるのである。
 そして、はじめに自衛隊機が中国の軍用機に異常接近をしてきたと主張しているようだが、ここで伝えられている中国機は古い旧ソ連製のツポレフ154とのことなのだが、この機種はどのようにみても旅客機でであって、異常接近をしたとする自衛隊機はF15J戦闘機である。そもそもこの種の2機種が異常接近するということはF15J戦闘機が能動的に仕掛けなければ、実現しないことなのである。これは、あり得ないことなのだ。
 また、そもそもこの自衛隊機が防空識別圏に侵入した外国の航空機にスクランブル発進をかけるのは、F15Jではなく、私の知る限りではF2支援戦闘機であると考えているのだが、どうであろうか?
 ここにも中国側の主張に、大きな齟齬があるように思える。

 いずれにしても、こうした事態は異常な事であるのは間違いないところであり、不慮の事故ともなりえる危険な営為であることだけは確かで、このことが殊更に緊張関係を醸成しているとすれば、厳格な対応が必要になるのは、間違いないところだ。

 ウクライナ情勢も緊張度が増し、イラクでは武装勢力が首都のバグダッドへの攻撃を宣言しており、シリアの内戦は泥沼化し、そして南シナ海では極度な緊張関係がある。

 ブラジルでのワールドカップでの熱狂と歓喜をよそに国際情勢は、その緊張の度合いが増しているのである。

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