BS1スペシャル「水害から命を守る 感染爆発との複合災害を防げ!」
- チャンネル
- [BS1]
2020年6月7日(日) 午後8:00~午後8:50(50分)
- ジャンル
- ドキュメンタリー/教養>社会・時事
- 番組内容
- 梅雨に入ると豪雨や土砂崩れの危険が高まり、3密の避難所など新型コロナウイルスの感染爆発との複合災害が心配だ。感染症や防災の専門家が結集、いま備えるべき対策を提言
- 出演者ほか
- 【出演】東北医科薬科大学特任教授…賀来満夫,【出演】東京大学大学院特任教授…片田敏孝,【出演】新潟大学特任教授…榛沢和彦,【司会】池田伸子
- 詳細
- 新型コロナウイルスとの闘いが続く中、もし今、大水害が起きたら?▽3密を避ける避難所の工夫とは▽難しい避難の判断、在宅避難や分散避難の可能性も▽過去にもあった自然災害と感染症のダブルパンチや今まさに世界を襲う複合災害▽温暖化で増える想定外の災害・カギを握るハザードマップ▽命を守るために私たちにできること▽最強専門家チームが結集!【感染症】賀来満夫【防災】片田敏孝【避難所】榛沢和彦《司会》池田伸子アナ
- 以上はNHK番組表の写しである。アーカイブでご覧いただきたい。
- 私は、[NHK総合1・東京] 2020年07月03日 午前2:38 ~午前3:27 で池田伸子アナの落ち着いた言葉運びで視聴した。
- 私が自然災害について強烈なインパクトを受けたのは、友人の逢沢一郎・衆議院議員(危機管理都市推進議員連盟会長)の政策研究グループ主催の大学と郷土の先輩の大規模リスク管理小説の作家である高嶋哲夫さんの『首都崩壊』(幻冬舎、2014年)のセミナーであった。
- 最近、高嶋さんのリスク管理小説を読まれた方も多いのではないかと思います。
- 新型コロナウイルスに関しては私に論評できるまでの知見もすくないが、水害については本ブログシリーズでよく引用した毎日新聞の記事がある。2015年10月21日毎日新聞は松田喬和・同特別顧問の【記者の目】『関東・東北豪雨の教訓』を掲載しているが、結びに「地球温暖化が進めば今世紀末には、洪水被害額は、20世紀の3倍以上に達するとの、環境省研究チームの報告書も出ている。地球の特性に適合したソフト、ハード面からの防災対策の確率が急がれる」。
- こういう警鐘はあるのであるが、政治家が記者会見でもよく使う「スピード感」が現実に追いついていないようだ。TVのOA画面に「大洪水」の様子が映されていたのである。確かに行政の税財政と選挙の流れが構造的にあるようである。複合災害は一見別々の事象にも見えるが、地球全体では少しくリンクしているようである。
- (ひらた こうじ)<了>