ジョン・ジョン ファーストレディ キャロライン元駐日アメリカ大使 ケネディ大統領
Photo via @historylvrsclub
2020年4月1日、イオンシネマ岡山で邦画『Fukushima50』を観た。東日本大震災の東電福島原発の模様を描いた作品である。私はこういう状況下も人間の生命を守ることにトッププライオリティを置き事象をとらえるようにしている。
このことは、私が本ブログシリーズに記した『ゲノム編集について所感 上・中・下』においても、人間の生命にトッププライオリティを置き人間の世代を超えた生存を考えたことでもあった。だが、このことは読者から、地球の著しい気候変動があり人間の体質変更が必要であるにしても、地球上の生命は人間が王様ではないとのご批判をいただいた。更に人間の細胞は急激な気候変動等で自然変異することは考えられるという角度の高い示唆をその後の岡山大学でのシンポジュウムの質疑において高度の学術実績を持つ教授から受けた。
この度の新型コロナウイルスの発症過程をしても天文学にしてみれば同様の見方があるのかもしれない。人間が危機に際して一致団結して乗り切ろうとする姿は美しいが、危機がこないとネーションステート(国民国家、民族国家)が自国ファーストの国家利益のために闘争を繰り広げる世界はマフィア・システムであることにあまり変化はない。
その映画において日本に協力するアメリカは『トモダチ』作戦をオペレートするのであるが、新型コロナウイルスのワクチン等の医薬品開発に最も力を持つ同盟国であり強力展開を図るべきだろう。
そして、私が考えることは人間の生命を引き継ぐ次世代のことなのである。該ウイルスは、例えば、地球を宇宙人が攻めてきたようなものである。次はもっと強力な人間の脅威を増すものかもしれない。マスクがいつごろから利用され始めたものか私に知見はないが、マスクの安倍晋三総理にはワクチン等の医薬品開発の急務と将来の脅威に対する情報総合学研究所の設置・運用を求めたい。
ここまで記して、私は人間の生命を守ることを人類愛の性格と異なる点があるとしてもトッププライオリティと考えたい。人間は愛する二人の子を次世代とするのである。少し書くと、ジョン・フィッツジェラルド・ケネディ米大統領は「次世代」へ松明を引き継ぐ言葉を演説の言葉運びに載せた。私たちは急いで、安全な地球を次世代に引き継ぐ作業をしなければならない。そのための国際協力を強く求める。
終わりに、福島原発の映画について若干所感を述べたい。菅直人元総理の原発視察訪問の是非はともかく、該地域の人びとと東日本の大きい地域の人びとの生命を守るには、現地の東電等作業員の生命の確保がありその上での処理作業があったことは忘れてはなるまい。
私は本ブログシリーズで小泉純一郎・元総理の原発ニューポリシ―についても記したが、小泉元総理が現職総理の発言であったならそのニューポリシーを国民の一人として受容していたとも思う。多くの国民もそうであったように考える。
可愛い愛する人の生命を私は守りたいと思う。
(ひらた こうじ)<了>