春が来た | ExcomAdvisorのブログ

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本稿は私・平田幸治の個人の意見・見解等を綴ったものです。

岡山市中区円山 臨済宗曹源寺庭園のしだれ桜 Photo via ExcomAdvisor

 

 『春が必ず来る』という歌番をフジテレビが放送していた。そして春が来たが世界は大変だ。

 

  私は暇になって以後、日常の多くは私に様々な角度で教育をしてくれる会社役員の先輩のオフイスの部屋を訪問する。時間調整にイオンモール岡山のスターバックスコーヒーで読書する。コーヒーの合間に同フロアーの『未来屋書店』で本の物色をする。先週は竹内薫著『竹内薫の「科学の名著」案内』を手に取った。

 

  こうした科学関係書を読むようになったのは、私がTwitterを始めたころに毎日新聞の元村有希子・論説委員がスタップ細胞の私の疑問に丁寧にRPしてくれたことからだ。私は同委員の著書を読むようになり、Amazon や私の #ameblo にその書評ならぬ読後感想を載せた。彼女の後輩の須田桃子・同科学環境部記者の著書も読んだ。

 

  先の新型コロナウイルスの発生には須田桃子著『合成生物学の衝撃』(文藝春秋、2018年)を私は思い出していた。私は須田記者にTWしたがRPはなかった。こうして考えると私が専門とした国際政治は科学の知見なくしては論じることが難しいとさえ思うのである。

 

  竹内薫氏の前掲書に、コンラート・ローレンツ著日高敏隆訳『ソロモンの指輪―動物行動学入門』が冒頭に採録されていた。私が東京・三田の慶應義塾大学(国際政治)から東京・大岡山の東京工業大学の永井陽之助教授(国際政治)へ通っていたころ、「永井研」のローレンツの書物を永井先生の指示で読んだ。ローレンツは日高敏隆・久保和彦訳『攻撃―悪の自然誌⑴』『攻撃⑵』(みすず書房、1970年)を読書した。これは私の書架にある。

 

  思い出すと、これは面白く読めた。内田麻理香著『面白過ぎる天才科学者たち―世界を変えた偉人たちの生き様』(講談社、2016年)がある。

  (ひらた こうじ)<了>

 

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