「毎晩イカがたくさん取れる夢が見られたらいいが、これは小林さんの取材対象分野かもしれないが、先週水産庁の担当官とも架電対話して、当地瀬戸内海を含めて日本近海でイカが急激に取れなくなっている。#climatechange が主因と言う。種々漁獲量に影響している」。・・これは私(@ExcomAdvisor )の小林哲・朝日新聞記者( @kbts_sci )へのリプライ投稿です。
小林記者が島崎周・朝日新聞記者「イカの姿の美しさに魅入られ、個展を開いた鹿児島市の宮内さん」の記事(リンクする)の投稿TWへの私のリプライであるが、小林記者とは記者がDC特派員時代からTwitterでお世話になっているもののいささか無粋なのはおわびしたい。
<島崎周記者記事=リンク>『ほぼ毎晩イカの夢、イカだけ描き13年 女性画家が個展:朝日新聞デジタル』
https://www.asahi.com/articles/ASL3J677BL3JTLTB00V.html
私の出だしのTWは、近所の食料品魚介店に買い物に出向き「スルメ」を求めたのだが、店の奥さんから「ここのところ段々値段が高くなってる・・スルメイカが取れなくなっている」と聞いたことからだ。
そこで、私は岡山県の水産研究所に架電したが知見を得るための水産庁への照会を勧められ、水産庁の担当官と架電対話を数十分した。やはり同担当官は#climatechange(気候変動)の影響から水産資源の獲得量(漁獲量一般)の変化を指摘した。同時に一部近海での近隣国の食用魚の嗜好変化も認められる漁獲量の変化を指摘した。水産行政に気候変動に関する漁獲量対策は個別案件としてはないだろう。
この後に、先の店のベテランの水産品に詳しい主人とも話をしたが、岡山県人がよく食用にするという「サワラ」も今は北方に回遊していると言う。私が好きな「夢に見そうなスルメ」のスルメイカは瀬戸内海では取れなくなっているようだ。海の中は変貌しているのだ。
これから将来に水産品に馴染んだ味を継続して口にできるかどうかわからないこともあろう。いずれにしても、ことのほか地球規模の #climatechange(気候変動)は進行していることは間違いない。「科学的証明」を否定してパリ条約から離脱した超大国のリーダーがいる。これこそは「驕りの証明」と断じざるを得ない。人類は考えなければならない。(ひらた こうじ)<了>