外務副大臣の佐藤正久さんのオフィシャルブログを冒頭にリンクする。
https://ameblo.jp/satomasahisa/entry-12334687120.html
戦没者遺骨収集の佐藤正久さんの本稿を読んで想い出すのは、橋本龍太郎元総理が若い頃に大学の後輩の私を相手にサントリーのダルマと柿の実をあてに、南洋の遺骨収集でのことを話してくださったことがあった。この南洋の話の橋本さんは饒舌であったと記憶する。
知られているように橋本さんは親子二代で厚生大臣を務めることになるし(その次男は厚労副大臣を務めた)、遺骨収集はその基のなかで考えることであったろうし、広く国の安全保障の中での位置づけもあったろう。
私は国際政治を慶應の神谷不二教授、TITの永井陽之助教授に学んだ。橋本さんは「内政で忙しいから」と国際政治はあまり語られなかったが、例え党の外交部会、外交調査会、国防部会、安全保障調査会に出席していなかったとしても、資料の徴求はされただろう。
ここの橋本さんの語りを南洋の空気に何げなく聞いた私が若かった。佐藤正久・外務副大臣のブログを私は必ず目を通す。佐藤さんは会議の内容まで解題を付してくださる。今日は亡き橋本龍太郎元総理を思い出した。
(ひらた こうじ)<了>