子育てや教育現場で、ついつい
「口先だけのホメ」
に走ってしまう場面は多いように思う。
でも、子どもの感性は大人が思う以上に
スルドいと私は思う。
大人の口先だけの「ホメ言葉よ」りもむしろ、
言葉を発した大人の微細な表情や声の大きさ
・トーン、その人全体から発せられる空気から、
子どもたちの【無意識】は、大人たちの本心を
鋭くかぎ取っているのではないかと思う。
【無意識】なのだから、子供当人も
自分が大人の本心を「サーチ&キャッチ」
してしまったことに、おそらく気が付いていない。
でも、【無意識】で【無自覚】だけど、
その子の【潜在意識】は分かってしまうのだ。
「本当は自分は褒められてない」
という事実に。さらには、
「自分は本心から褒められる
に値しない人間なのだ」
という判断を【無意識】のうちに、
してしまっているかもしれない。
そして、それが【潜在意識】に
刷り込まれていくのだ。
もし、子どもの「自己肯定感」が低い
のだとしたら、そのことが本当の原因なのではないか、私はそんな気がしてならない。
本心でもない口先だけの甘言は、相手が大人であれば、場合によっては、“人間関係の潤滑油”にもなる。
しかし、子育てや教育の場面でそれをしてしまうと、弊害は大きいようだ。
ご参考までに、こちらもどうぞ。
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『「褒めて育てる」でダメになった日本の若者』
http://toyokeizai.net/articles/-/100455?page=2