はからずも 老いの中 認知症を 
受けてしまった  長谷川 和夫さん。

正直、情けなさやもどかしさを感じながら
も、懸命に生きていらっしゃいます。

◎長谷川さんの最近の読書ノート

・瀬戸内 寂聴さんの
  「95歳まで生きるのは幸せですか?」
   を読んで。(抜粋)

   米寿の祝いを過ぎてから 歩くのも遅い
   。めまいがしたり、フラフラしたり。
   自分と、自分をチェックするもう1人の
   自分との絶えざる戦い!
   相克、せめぎ合い。
   自分の考えに突っ込みが入ってくる。
   若い時の その背景は明るかった。
   今は舞台そのものが薄暗いのだ。


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生きることは老いること。
老いることは生きることで、
死を迎える事でもある。

89歳を迎え、
晩節の時期を迎え、
長生きすると認知症になりやすくなるので
そう不自然なことではありませんが、
ただ、生きているうちに
少しでも社会や人様のお役に立ちたい。

1番の望みは、
認知症の正しい知識を皆さんに持って
いただきたい。

分からない事があったり、
時間がかかったりするかもしれませんが、
自分達抜きに決めたり、
置き去りにしないで欲しい。

そうした事を 伝えていくのが、
自分が生きていく道であり、
死んでいく道にもなるのだと思っています



讀賣新聞  「時代の証言者」   より


「生きるとは 老いること」
まさに、私達は死に向かって懸命に生きて
います。
神さまに、今生かされているとしたら、
やはり、世の中のお役に立つ事をして
生かされている自分を活かしていきたい
と思いますo(^▽^)o