子供のやる気や自制心、社会性などの
「非認知能力」を育む取り組みが
広がっている。

文部科学省が6月に公表した
昨年の全国学力テストの分析結果では、
こうした能力が高い子は、
学力が高い傾向がみられた。

特に幼児期の教育が重要だとされ、
大学では保育者の養成も進んでいる。


東京都世田谷区の私立保育園
「世田谷仁慈保幼園」では、
「やってみたい!」「知りたい!」という
子供の興味を出発点に、
納得するまで遊ぶ体験を重ねる。

その過程で頑張る力や他者と関わる力、
感情をコントロールする力などが
育つとかんがえるから…。

子供は自分で調べた事などを発表し、
友達からアドバイスをもらう中で、
自分と他人の違いを知り、
力を合わせる楽しさも知る。

園を運営する法人の 妹尾 正教理事長は
「非認知能力は社会でも求められる力で、
人生を生き抜く土台になる。
遊びを通じて幼児期に養うことが大切だ」
と強調する。

「良いところを褒めて自信を持たせる」
「努力の大切さを伝える」   など
保護者から子供への働きかけでも
向上するという。


「21世紀に活躍するのは、
与えられた仕事をこなすのではなく、
答えのない中で
主体的に考え、行動、判断して
答えを見つけ出せる人材だ」と力説する。


「非認知能力を幼児期に身につける事は
重要だが、
日本では蓄積が無いので、
例えば、自制心の強い人は
本当に幸福感や収入が高いのか?  など
長期的に調べる必要がある」
と、指摘している。



        讀賣新聞     「最前線」   より


私の子供の頃は、幼稚園も塾も無かった
田舎でしたので、
思い切り 子供同士で よく遊び 怖い思いもしたりしましたが、
親が口を出したり怒られた経験がありませんでした。
そんな中で、やってはいけない事や
相手に対する思いやりなどが
はぐくまれたのかな?と思います。

今は 子供の行動に大人世代が口を出しすぎの気がします。
社会がそうさせてしまっているので
しょうが、ちょっと考えさせられますʅ(◞‿◟)ʃ