ヘッドホン祭り覚え書き① | 記事を書き始めてみた

ヘッドホン祭り覚え書き①

・αDLのDock-USBはappleの認証取得に時間がかかったが来月には出るとの事。15cmで6000円くらいなので3段構成の主力に据えたい。

・音松から7月にバランス出力据え置きヘッドホンアンプキット発売。既に販売しているポータブルアンプ用基盤2セットと安定化電源キット等を組合せ、ケース込みで58000円の予定との事。販売は三栄電波さん。
HD598のバランスケーブル販売やケーブル作成方法の公開なども行う予定。

・Music With 規格外からも据え置きヘッドホンアンプキットというか基板セットが発売予定。アンプ基板はユニバーサルに大量の穴が開けてあり、大小好きなコンデンサを無理なく取付けられる仕様。音松よりこっちを買いたいかも。
ある程度カスタマイズ前提なので主要な部品は別途購入と言う形式なのも良い。

・白髪犬さんのケーブル。一通り聴かせていただきましたが、私の好みでは圧倒的に「玲瓏竜麗」でした。クリアさ、抜けの良さ、伸びが他と段違いです。信号線にBlackDragon(高純度銅線)でGNDに銀単線、プラグは金メッキと言うセオリー通りの構成。価格も7000円程度との事なので近々注文したいところ。
カンタペルメ、カンタドルチェ、サルヴァノスはタイトルの元ネタである曲を聴きつつ使わせていただきましたが、合金のせいかオーグラインにも似た違和感のようなものを感じて好きにはなれませんでした。貴金属で値段も高くなってしまうのが更に惜しい。
他のケーブルにしても好感触なものは電気的な特性の良いものに寄りました。ALOのSXC Cryo 22G(銀メッキ単結晶銅)が好みで現在の主力ケーブルになっている事からも、好みの傾向にブレは無いのかなと。

・Wagnusケーブルの「Baby sheep」これは一聴して驚き。今まで聴いてきたケーブルとはまるでワケが違います。今まで滑らかだと思っていた物がザラついていたと気付かされる、虫眼鏡どころか顕微鏡のようなケーブルでした。情報の欠落を極限まで抑えているとの事ですが、全くその通りです。
ただ、モニター用途には最高でもリスニング用途なら白髪犬さんのケーブルに分があるのと、価格が19000円と言うのがネックで今のところ買う予定はありません。価格に関しては制作方法と音を考えれば妥当だとは思います。

WagnusさんではSACDプレーヤー用の電源ケーブルをいただこうかと思います。通常ラインナップ以外でも予算に合わせて作って下さるそうです。

・Toneflake シュガーさんのポータブルヘッドホンアンプ。今回の主目的です。じっくり聴いたわけではないので細かな感想は言えませんが、概ね私の好きな傾向のアンプです。Wagnusケーブル同様の思想で、とにかく情報の取りこぼしがないように感じました。
出力インピーダンスが低い為、IE8だと無音でノイズが乗ります。SE425だと何だか優しい感じの音になりました。PRO900は良い鳴りっぷりを発揮して気持ち良かったです。
聞くところによると、イヤホンでの評判が良いとの事ですが、PRO900でも全然いけると思います。ヘッドホンよりイヤホンの方が良いと言っていたシュガーさんも、私のPRO900には好感を持っていました。edition8よりこっちの方が良いとの事。
あ、仕様としては結局ユースト限定版も通常版もミニジャックと標準ジャックの両方を持たせるそうです。価格は前者が39800円、後者は49800円くらいにはなっちゃうかなというところ。稼働時間は連続4時間はいけるそうです。