通信最大手フィリピン長距離電話(PLDT)傘下の携帯通信事業者スマート・コミュニケーションズはこのほど、今月25日から第4世代(4G)移動通信規格ロング・ターム・エボリューション(LTE)に対応したブロードバンド(高速大容量通信)インターネット・サービスの提供を開始すると発表した。LTEに対応したサービスの提供は、国内初という。
22日付マラヤなどによると、同サービスは後払い(ポストペイド)加入者を対象にUSBタイプの接続端末を通じて提供する。使用料は月額3,500ペソ(約6,600円)。通信速度は最大42メガビット毎秒(Mbps)に達するという。サービス対象地域はマニラ首都圏マカティ市、パシッグ市オルティガス、ケソン市の一部、バギオ市、セブ市、ダバオ市、ボラカイ島などに限られているが、今後、拡張していく計画だ。
PLDTは、総額671億ペソを投じて進める通信網近代化事業の一環として、スマートの基地局9,500局を4G対応にする作業を完了。今月20日には、NTTコミュニケーションズ、マレーシアのテレコム・マレーシア(TM)、シンガポールのスターハブと共同で建設した大容量光海底ケーブル「アジア・サブマリンケーブル・エクスプレス(ASE)」の運用を開始するなど、通信網の増強を積極的に進めている。