下コピーと 貿易と マクロ どう思います?
EXCEL で 下方向コピー って やるとき、
【編集】 → 【フィル】 → 【下方向にコピー】 って やって
やっとコピーできるのが、 普通ですよね。
さて、今日は、これを一瞬にしてやってしまいましょう。
マウスで、下コピーしたい範囲を選択して
Ctrl 押しながら D を 押す
はい、 一瞬で コピー完了。
ctrl + D 下コピー だから Down の D だと
覚えておいて下さい。
かんたんでしょ でしょ
普通に、EXCEL 使う分には、 こういう小わざをいくつも
使いこなせると、非常に便利だし、効率もスピードもアップしますよね
でもね、 私なんか、 輸出とかの貿易の仕事なもんで
毎日、INVOICEとか、打たなきゃならんのですよ
EXCELで ちまちま 打っていても、 ちっとも追いつかない、
時間はどんどん なくなっていく、 通関業者からのあおりの電話が
鳴り響く、
「INVOICE, まだですかね?」
「すみませ~ん 今やってます、 もうちょっと、 そう あと 20分、
いや、10分でいいから、待ってください」
毎日、悪戦苦闘の日々
これでも、昔よりは、よくなった方なんですよ
だって、 昔は、貿易書類は、タイプライターで打つもの、と言うのが
常識だったんですから。
間違えて打ったら、訂正が効かないし、最初から打ち直し、なんて
しょっちゅうでしたもん。
EXCELで打つようになって、間違いはタイプで打つよりかは、簡単に
直せるようになりましたよ
でもね、どんなに小わざを駆使しても、1から10まで人間の手で
打っているのには、限界があるんです。
そこで、貿易書類を自動作成するソフトを買おう、と何度も検討
してみました。
でも、 自社の業務にぴったりのは、なかった。
逆に、そのソフトに、仕事のやり方をあわせるなどして、変えて下さい
とまで、言われた。
御社の希望する仕様にカスタマイズも可能ですが、 と
提示された金額は、 ン百万円 !?
もちろん、そんな巨額、会社がOKしてくれるわけもなく、
この件は、フェードアウト、 自然消滅。
もういい、 自分に合うやつを、自分で作ってやる!
と独学を始めたのが、EXCELのマクロなんです。
それまで、単なる清書マシンとしてしか、使ってこなかったが
EXCELには、奥深い、いろんな機能が備わっていることを知った。
マクロって、そもそも、何? っていう人もいるだろうし、
ああ、あの難しそうなうやつね、 と言う人もいるでしょう。
数学が得意じゃないと、だめなんじゃないの?
と言うイメージを持たれる方も多いと思うが、
私は、 数学だいっきらいです。
算数のときから、苦手だった。
公文式にも、強引に通わされた。
でも、だめだった。
私は、根っから文系の人間です。
そんな、私が、INVOICE自動作成システムを作り、マクロの検定であるVBA EXPERTにも
一発で合格、 貿易検定もB級に一発合格。
長ったらしい品番も一発入力、 単価いくらだっけ? も もう さよなら
単価自動表示、 などなど、 自分で機能付け足したければ、いくらでもできるし。
自分で作ったシステムだから、自分の使いやすいように、いくらでもカスタマイズできるのが
最大の利点かな。
いまでは、あれほど苦労したのが、うそみたい、 INVOICE打つのが大変で、
なんて話は、 もう遠い昔の話。
要は、マクロとか、は、勉強するものではない。
やりたいことがあって、そのためには、どうすればできるか
を考える、 それをマクロでどう実現するかは、アイデア次第なのです。
まずは、アイデアありき。
それをどう実現するか、は、私の場合は、独学でしたが、
アイデアはあるけど、 どういう風にやればいいのか、わかりません。
と言う方がいれば、 方法論は、教えますよ。
まず、ゴールがあって、完成形をイメージしてください。
そこまでいく道のりは、手助けできますから。
EXCELのわざとか、マクロの技法とかは、あくまでもツールであって
手段であり、目的ではないのですから、
さあ、EXCELを勉強しよう!、マクロを勉強しよう! なんて
肩ひじはらなくても、いいんです。
まずは、「こんなことがしてみたい 、 こんなことができたらいいな」
をイメージすることから、はじめてください。
一見、無理そうでも、 絶対無理だ、と思えることでも、
そのための具体的な方法がわからなければ、お手伝いすることは
できますから!