みなさんこんにちは。
禅ExcelのZENです。

日付データはシリアル値であるからこそ、実務でも様々な日付に関する計算が出来るようになります。

・誕生日から年齢を求める
・入社日から勤続年数を求める
・締切日までの日数を求める

等です。

例えば本日から月末(2016年1月31日)までの残日数を求めるには下のような引き算の数式を入れるだけでExcelが計算してくれます。



これはExcelが下記の様に日付データをシリアル値として管理しているから出来る計算です。



シリアル値が1増える事により、日付が1日ずつ増えるのであれば、カレンダーを作る時などにも利用できます。
下記の様にセルA2に「2015/11/1」、セルA3に「=A2+1」という数式を入力し、下へコピーすればカレンダーが出来ます。





始まりを「2015/12/1」に変えると、セルA2の値に応じて変更されるようになるので、日付全部を変更する必要もなくなります。




様々な年数計算・日付計算を使いこなすには関連する関数も同時に覚えなければなりませんが、その関数を利用するためにも、日付は「シリアル値」で管理するという事を覚えて頂ければと思います。


ご参考にしていただければ幸いです。