みなさんこんにちは。
禅ExcelのZENです。

「表示形式」の概念は実務では非常に重要です。

「表示形式の変更」とは簡単に言うと、セルに入力されているデータ自体は変えずに「見た目だけ変える」という事です。

分かりやすいものだと
2016年1月16日⇔平成28年1月16日
西暦⇔和暦の変更です。

表示形式のメニューは色々ありますが、分かりにくいのが前回の記事でも紹介させていただきました「ユーザー定義」です。

「ユーザー定義」とは「使う側が設定していいよ!」というものですが、一体何をどう設定して良いか、初めのうちは分からないと思います。

しかし実務でどの会社でも共通して使われるものは非常に限られていますので、それらをご紹介させていただきたいと思います。

まず[Ctrl + !]でセルの書式設定ダイアログを開き、表示形式を選択します。



上記の「種類」の位置に下記の強調された文字を入力すると「表示形式変更後」になります。

1,千円単位表示
#,##0,;-#,##0,



2,百万円単位表示
#,##0,,;-#,##0,,



3,単位付数値
#,##0"人"
※単位は「人」「個」「円」等ケースに応じて



4, 御中
@" 御中"
※個人の場合" 様"



5,曜日表示
yyyy/m/d(aaa)
※(yyyy:年、 m:月、 d:日、 aaa:曜日)



6,24時間以上になった場合
[h]:mm


以上です。


ご参考にしていただければ幸いです。