みなさんこんにちは。
禅ExcelのZENです。

実務では、下記の様な空白セルのある表を見かけることがよくあります。



この表を下の様に「空白セルを埋める作業」を行う場合、どの様にすれば効率的に出来るでしょうか?



一つ一つセルをコピーして貼り付けていく、という方法だと表が大きいほど時間もかかりますし、ミスをする可能性もあります。

この様な空白セルを埋める作業は実務では頻繁に行われるにもかかわらず、その解決方法はあまり参考書等には載っていないようです。

今回はその方法をご紹介いたします。

①表内の任意のセルを選択して、[Ctrl + A]で表全体を選択


②[Ctrl + G]でジャンプ画面を呼び出し[選択セル]-[OK]


③[空白セル]-[OK]


④すると表内の空白セルのみが選ばれた状態になり、選択セルはセルB3になります。


⑤ここで[=(イコール)↑(上矢印)]と押すと、セルB3には「=B2」と入力されます。(まだここでは[Enter]で確定をしないでください。)


⑥[Ctrl + Enter]を押すと、今選ばれている空白セル範囲全体に一括入力する事が出来ます。


以上です。

※これで空白セル部分は全て埋まりましたが、上記の作業で入力されたセルは、このままの状態だとセルには数式が入った状態のままです。




これを「数式」ではなく、「値」に変える方法は次回ご紹介させていただきます。


ご参考にしていただければ幸いです。