逮捕された「にこ☆さうんど」運営者の判決【有罪】 | 白ウサギのIT情報局~元プログラマーがIT情報を発信中~

白ウサギのIT情報局~元プログラマーがIT情報を発信中~

IT関連情報やパソコン・プログラミングについて元プログラマーが情報発信!
得意分野はエクセル・ワードやC言語、PL-SQL、PHP等。
今は業務でエクセルを使っているので、無駄にエクセルに詳しくなりました^-^/

「にこ☆さうんど」というサイトをご存じでしょうか。

「にこ☆さうんど」は、人気動画サイト「ニコニコ動画」から、MP3音声ファイルを作成してダウンロードできるサイトで、ニコニコ動画の動画URLをサイト上に張り付けるだけで、動画から音声ファイルを作成・ダウンロードできるサイトでした。

Youtubeやニコニコ動画から動画を取得したり、音声を抜き出すソフトは色々ありますが、にこ☆さうんどはサイト上にURLを張り付けるだけというお手軽さから、非常に多くのユーザーが利用していたようです。

日本音楽著作権協会(JASRAC)とドワンゴ・ユーザーエンタテインメント(due)から告訴され、5月8日にはにこ☆さうんど運営者は著作権法違反の罪で逮捕されていました

にこ☆さうんどは、無料で利用できたのですが、サイト上に掲載した広告費により約1億3000万円も収益を得ていたというから驚きですね。
インターネット上における寄生型サイトの著作権問題というテーマと、その収益額の大きさから注目を集めていました。


今回、逮捕されたにこ☆サウンド運営者の判決がとうとうでたようです。

気になる判決はというと

札幌地方裁判所は16日、懲役3年(執行猶予4年)、罰金500万円の有罪判決を言い渡した

ということです。

執行猶予が付いていますが、懲役の判決ということで結構重い【有罪】と判決された訳です。

現在、Youtubeやニコニコ動画から動画や音楽ファイルをダウンロードできるソフトが多数無料公開されていますが、今回の判決を受けて公開を自粛する製作者がでてきたりするのでしょうか。

インターネット上の著作権については、音楽やTV動画等かなり乱れている感じですが、この判決により今後著作権者が告訴するケースが増えるかもしれませんね。

私を含めたインターネット上で情報発信をしたり、何かを開発して公開する者は、よくよく注意していく必要がありそうです。

ちなみに、にこ☆さうんど運営者の稼いだ1億3000千万円の利益ってどうなるんでしょうね?