HOYAサービス株式会社がVoiceText Web API (β版)というサービスを公開しました。
VoiceTextといえば、文書作成ソフト「一太郎」にも採用されている音声合成ソフトウェアで、作成した音声を聞いてみると分かるのですが、音声合成ソフトとしては非常にクオリティが高いです。
※音声合成ソフト:文章を声に変換してくれるソフト
VoiceTextは、モヤモヤさまぁ~ずの内のナレーションと同じ声もあります(笑)
今回の「VoiceText Web API」(β版) は、ウェブアプリやスマートフォンアプリの開発用として提供される音声合成ウェブサービスで、アプリ開発の際にAPIを使ってVoiceTextの機能が使えるというすぐれもの。
声も複数種類あり、感情や声のピッチ、スピードも変えることができるということで、非常に楽しみなサービスです。
アプリ開発の際に、音声を使いたいことって多いですよね。
今まで個人で作成するアプリ内の音声を音声合成ソフトで作成しようと思うと、音声合成ソフトの利用条件がネックになることが多かったです。
「商用利用不可」だったり、そもそも作成した音声の2次利用が不可、もしくは非常に高額な契約を結ぶ必要があったりしたので、最終的な利用条件がどうなるのか気になるところですね。
「商用利用不可」だったり、そもそも作成した音声の2次利用が不可、もしくは非常に高額な契約を結ぶ必要があったりしたので、最終的な利用条件がどうなるのか気になるところですね。
※「VoiceText Web API」(β版)は現在のところ作成した音声データの商用利用、二次利用及び配布は不可の模様
今のところ、私のおススメはCevio Creative Studio Freeですね。
作成した音声データの利用については、Cevioについても当初は厳しい条件が設定されていたようですが、現在はかなり緩和されて使いやすくなっています。
利用条件はこちら
ただし、Cevio Creative Studio Freeは発音の登録ができませんし、無設定ではかなり変な発音になることが多々あります。
Cevio製品版は発音の単語登録が可能なようですので、ちゃんと使うのであれば製品版がよいかもしれません。