
パッドを交換しようと、パッドピンを外す際、六角レンチを入れトルクをかけたところ
いやな感触が伝わってきた。
「どうする? このまま回すか?」としばし考える。
「まぁ トルク1.5Kgで掛けてるから大丈夫っしょ!」とそのまま回すと案の定ナメました。
貫通しているピンをバイスで挟んで回せば、取れるでしょと、最悪ナメた後の事も考えていたので
余裕でしたが、これが・・・。
バイスで挟んで回すも、ピン側が柔らかく、いくらきつく挟んでも空回りしてしまう。
ウォーターポンププライヤーを使って、バイスを挟んでも無理でした。
結果、バイスプライヤー 大と小が壊れました(涙)
しょうがないのでドリルでもみもみする事に。
ドリルで もみもみして出ると思いきや、ボルトが貫通していないからでないんですねぇ
ギリギリまでドリルで広げれば、めくれて出てくるかと思いきや一向にめくれない。(その差0.5ミリは
切っているというのに)
しかたないので、そこからヘリサートでねじ山を切ることに。
ボルトピッチをホームセンターで合わせるとピッチ1mm
あるのか? ピッチ1mmのヘリサートが。
探していると、目に飛び込んできたのが、エキストラクターという、ねじ山が飛んだボルトを外す工具。
しかし時すでに遅し
4mmとか5mmの穴でないと対応できない すでに7mmオーバーまで拡大してしまった。
やっぱりねじ山を切り直すしかない。
M10の1mm探すとありました。
さっそく作業に入る。
真っ直ぐ入るよう慎重に入れていく。
2~3回 回しては外して、様子を見ながら進めていく。
そして、半分くらい切ったあたりで、様子見のため外すと、ねじ山にへばりついていたボルトが
一緒に出てきた(汗)
「あぁ~ せっかくここまで切ってきたのに、こんなところで出るなよ」と思いながら、恐る恐る
替えのボルトを差し込んで見ると・・・ 大丈夫 使えました。
危うくキャリパーを買うハメになるところだった。
上のボルトに比べて、1~2mm深くなったが、使用上問題ないでしょ。
トルクレンチで1.5Kgで締まったしね。
こんな事を2日掛かりでやってました。