16日、某店裏で、もて耐に向けたガソリンタンクの容量を上げるための工作をした。
レギュレーションではSSクラスは18リッターまでという縛り。
10Rのガソリンタンクはカタログで17リットル。
まぁ多少誤差があるでしょうから、実測どうなの? ということで、500ccのビーカーで計ることに。
もの凄ーく時間が掛かる。 が、やるしかない。
至近距離からガソリンを吸い続けラリパッパです。
第1ライダーと行なっていましたが、1時間もするとこんな会話が繰り返されます。
第1ライダー「いまので何リッター入った? 3.5リットル?」
僕心の中で「3.5リットル? 4リットルじゃないかな?」と思いつつ「3.5リットルです・・・。」
たぶん第1ライダーも同じ事を考えていたはず(笑)
ガソリンを携行タンクからジョッキに入れ替え、更にビーカーに入れる。 これだけで1~2分
掛かる。 その間に忘れてしまう。 意識してても忘れてしまう。 恐るべしガソリンマジック。
ようやくガソリンがタンクの口まで来た。 既に17リットル入ってますが・・・。
そこから慎重に入れていくと入る入る。
結局18.7リットル入りました。
「カウントが間違えたか?」と脳裏を横切る。
第1ライダーも同じ事を考えていたはず。
「もう1回やり直すか」と第1ライダー。
「そうですね」と僕
そしてやり直すことに
そしてまた繰り返されるこのやり取り「いまので何リッター入った?」
どうやら記憶能力が、ガソリンでやられているようです(爆)
そして約1時間後。 タンクの口までガソリンが来た。
すでに17リットル入っている。 ここで問題が勃発。
ガソリンがない!
携行缶に20リットル入っていたはずが、気化してしまい2リットル消失。
お店のガソリンを借りることに。
入れるとやっぱり18.7リットル入る。
これでは車検で落ちてしまう。
広げるハズが、叩くはめになるとは・・・。
仕方なく、オーナーである第3ライダーに「ささッ まずはオーナーから」と無情にプラハンを渡す。
第3ライダーは突然出されたプラハンをうっかり受け取ってしまった。
かなり躊躇している。
少し考えたあと、取りあえずタンクの裏を2~3回コンコン叩いた。が、明らかに力が入っていない。
そして出た言葉が「う~ん 固いねェ~」
それを見守る第1ライダーと僕「・・・・。」(汗)
その一部始終を見ていたバイク屋の社長が見かねて、ベッコリ潰れたタンクを提供してくれた。
急に元気を取り戻す第3ライダー。
そしてまたガソリン計測。
このタンクは給油口が加工してあり、ノーマルタンクより入る設計になっている。
しかし、かなり凹んでいるため、ちょうどいいくらいかなと思っていたが、入る入る 軽く18リットル
入ってしまった。
またガソリンを抜いて、タンクを叩くことに。
まず第1投は第1ライダー。 ガンガンガン 「チ○コパッド付近を叩く」べっこりいきました。
じゃあここも凹ましときますかとタンク上部の角を第3ライダーが叩く。
明らかに力の入り方がさっきと違う。 何の躊躇いもなくプラハンを振り下ろす!
かなり凹まして再計量。
結果は、もう2~3叩き必要だったみたい。
またガソリンを抜く。
今度は裏をガンガン叩く。
そして計量 当然あのやり取りはある「いまので何リッター入った?」(笑)
そして口元まできて、17.8リットル。 ギリギリセーフです。
しかし・・・このタンクでいいんかい というほどベコベコです。 まるで岩石。
ベストドレッサー賞は諦めました。
そんなこんなで夜までガソリン漬けでした。
その後、お店の8耐 Tカーのエンジンを降ろし、社長がエンジンをバラしております。
調整が終わり、再度フレームにマウント。
さすが、10Rをいじり倒している人たちが5人も居ると速いです。
僕たちが、タンクやら何やら車にしまいに行っている間に、フレームにエンジンが載っていました。
時間にして10分経ってないと思いますが。
そこからサブフレーム、電装、ラジエーター、インジェクションやら、エンジンが掛けられる
いや走れる状態になるまで僅か30分程度で完了。 すごい!
エンジンを掛け、無事 異音もなく終了。
充実した1日でした♪