むかし近所だったカスタム屋さんに、4年振りくらいに立ち寄った。
結構 そこの前の道を通るが、タイミングが悪いのか、いつも閉まっていた。
以前はフリーランス等に力を入れていたショップだったが、パタっと辞めてしまった。
ドアを開けると、店主が「おおっ 久し振りですねぇ」とにこやかに挨拶をしてきた。
ちょうどZのバルブの擦り合わせを行なっている際中だった。
以前は、商売というより、趣味でやっているんじゃないかと思うほど、客の話を聞かない感じだったが、
4年の月日が人を変えるのか、話す言葉も穏やかに、商売っ気がある顔になっていた。
以前はロードライダーによくカスタムしたバイクが紹介されていたが、最近はあまり見かけない。
店主の持論は、「ノーマル車両が本来持っているパフォーマンスを引き出すのがまず先
そしてポテンシャルを引き出すチューニング(調律) カスタムはそのあと 」という。
当たり前の話だが、混同されやすく、理解されていない人が多いと思う。
パフォーマンスとは性能 ポテンシャルは潜在能力 チューニングは調律である。
自分も2XTをカスタムする前は以上のステップを踏んでいる。
その他の事でもこれはフィードバックされている。
例えば、10Rのスポーツ走行。
まず10Rの持っているパフォーマンスを理解する前にサスセッティングいじったとしても、あまりいい
結果が出ないと思う。 パフォーマンスを生かし切ったあと、ポテンシャルを引き出していけば結果が
ついてくる。
わかりやすくいうと、コーナーの進入スピードやコーナリングスピードが遅いのに、サスを固めて
いっても曲がらないということ。
話を戻しますが、最近はミニバイクに力を入れているようである。 スズキのギャグ。
確か1988頃に発売されたと思う。
その為、客層もガラっと変わったらしい。
表にレースで使っていたFZ750が止まっているが、それを見た客から「フリーランスとか出ればい
いのに」と言われるらしい。 「以前は出てたんですけど・・・。」
それぐらい客が入れ替わったようである。
止め処のない話で3時間ぐらい長居してしまった。
仕事中だったのにすみません・・・。