

2XTは39グラム RZV500Rは約33グラム 約6グラム違います。 たった6グラムとお思いでしょうが
これが毎分10000回転以上ピストンの上下運動を繰り返すと、その重さはフリクションとしてウン十、
ウン百キロとなります。 レスポンスが明らかに軽くなる。 F-3エンジンの場合は互換性が
ありません。 ピンの径が違います。 当初知らなくて、付けようかと思ったら入らない。 微妙に
ちがうんですね。
フリクションでいくと、ノーマルピストンのスカート部分を5丱ットすると、エンジンが別物
となります。 ただし寿命が著しく短くなりますが。 経験上 2~3レースで圧縮が抜けます。
抜けたら、直線でMVX250に抜かれます(笑)
どのくらい速くなるかというと、チャンバーを変えた程度のNSRにはストレートで引けを取らない
スピードが手に入ります。 ただしあちらは14000rpmまで回ります。 こちらは12000rpm。
シフトチェンジする度に差が開きますが。
これはあくまでチューンをバランスよく施してのお話です。
スカートをカットすると次のリスクを生じます。 ピストンの首振りによる破損。 ピストンの
著しい消耗。
これらの手法を行なったことによる、破損、事故は、当方一切 責任を負えません。 自己の判断で
行なってください。