高額バイトを探す前に、調べてほしいことがあります。
それは、県内の生活困窮者自立支援事業に関する相談窓口。
「お住まいの県名+生活困窮者自立支援」で検索し、県のホームページに飛んでください。
相談窓口一覧が見つかるはずです。
もしくは、以下のリンクをクリックして、地図からお住まいの県をクリックしてください。
実家からの借金依頼
ある日、実家から電話がありました。
お金を貸してほしいと。
誰にであれ、お金を貸してはいけないことは知っていました。
返ってこないかもしれないからです。
でも、ほかにどうすればいいかわからず、貸してしまいました。
返ってこなくても、あげたのだと思える金額を。
根本的な解決を求めて
お金の無心が続くだろうことは予想できました。
誰かに相談しなければと思いました。
返ってこないお金の相談なら弁護士でしょう。
でも、返ってこないお金のことはどうでもいいのです。
相談したい内容は「この問題を根本的に解決したい」でした。
でも、根本的に解決したいとはいっても、その内容を人に説明できる言葉が見つかりませんでした。
言葉にできないので、誰に相談すればいいのかもわかりません。
何日も何日も考え続けました。
考えは一歩も進みませんでしたが、それでも考え続けました。
支援センターとの出会い
あるとき不意に、ひとつの単語が降ってきました。
「生活困窮者」
すぐにこの言葉で検索してみたのは言うまでもありません。
もうずいぶん前のことなので、どういう順番でたどり着いたのかは覚えていませんが、なんとか地元の相談窓口にたどり着くことができました。
ホームページを開くと、トップページに「こんな悩みを抱えている方はご相談ください」と、「こんな悩み」の内容が5つ書いてありました。
その中の5番目に私は飛びつきました。
「困りごとが多くてどうしていいかわからない」
そして、次にお金の無心があった時、こう提案したのです。
「もうひとつ相談先があるよ。電話してみて。」
行き詰まった時の選択肢として
あの日から1年以上かかりましたが、なんとか危機は脱出できました。
関わってみてわかったのは、ケースに応じて利用できる公的支援がいろいろあること。
本当にたくさんのことをしていただきました。
しかも、公的支援なので、相談料はかかりません。
行き詰っている方には、ぜひつながっていただきたいです。