私は臨時支出に備えて、毎月積み立てをしていました。
でも、積み立てながら、その残高から使ってもいたので、積立金額の推移がわかりづらかったんです。
それを、「貯める」と「使う」の口座を分けたら、とても快適になりました
「貯めながら使う」を「貯めてから使う」へ
臨時支出に備えた積み立ては、積立用の通帳を作って貯めていたわけではありません。
ひとつの通帳の残高を家計簿上で複数の用途に分け、その用途のひとつに臨時積立を設けていたんです。
このように。
- ○○銀行(や):やりくり費の口座
- ○○銀行(生):生協の支払日用にお金を取り分ける口座
- ○○銀行(カ):カードの支払日用にお金を取り分ける口座
- ○○銀行(振):口座振替用の口座
- ○○銀行(臨):臨時支出用にお金を積み立てている口座
- ○○銀行(ポ):値引き・割引き・ポイントなどを貯める口座
- ○○銀行(電):電子マネーにチャージするお金の口座
- ※ 残高は架空のものです。
- ※ ○○銀行の残高を家計簿上で複数の用途に分けています。
この「○○銀行(臨)」に毎月入金し、臨時支出が発生したら、その支出も「○○銀行(臨)」から出していました。
つまり、同じ口座に貯めながら使っていたのです。
お金を迷わずに出し入れできるので、家計簿つけはサクサク進むのですが…。
そんなふうに貯めながら使っていると、積立が正しく推移しているのかわかりにくいのですよね。
どうにかできないかと思いつつも、なかなか対策が思い浮かばず、ずっとモヤモヤしたまま過ごしていました。
でも、ある時、とうとう思いついたんです!
「貯める」と「使う」を分けたらどうかな?と。
つまり、必要な金額をぜんぶ貯めてから使うという流れ。
前月の給料で生活しようと決めた時と同じで、最初の年は貯金を使って始めることにはなりますが、こんなふうにしてはどうだろうと思いついたのです。
前年に貯めたお金を使う
翌年に使うお金を貯める
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そんなわけで、これを実現するために、「○○銀行(臨)」を、使う用と貯める用のふたつに分けて設定することとなりました。
- ○○銀行(臨)使:今年の臨時支出に使う口座
- ○○銀行(臨)貯:来年の臨時支出用に貯める口座
12月31日には「○○銀行(臨)貯」の全残高を「○○銀行(臨)使」に移動しなければなりません。
なので、忘れないように、12月31日には金額だけ空欄にした入力欄を作っています。
翌年はまた、残高が0円になった「○○銀行(臨)貯」にコツコツと積み立てていけばOK。
ストレスがひとつ減り、いまも快適に続いています
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