予算が余った時、その金額を家計簿でどう処理していいか迷ったことはありませんか?
来月に繰り越したら、来月の収入になるのかな?
貯金したら、貯金した月の支出になるのかな?
いえいえ、どんな処理をしても、収入や支出にはなりません。
なぜなら、予算が余ってもお金が増えたわけではないし、貯金してもお金が減ったわけではないからです。
余った予算を貯金する時の家計簿
私が余った予算を貯金する理由
予算が余った時にどうするかは人それぞれですが、私の場合は臨時支出用の積み立てとして貯金しています。
理由ができたら何でも貯金する、と決めているのです。
予算が余った、割引やポイントがついた、などなど、こじつければ貯金する理由は簡単に作れます。
予算はお金ではなく「目標」
私はひとつの銀行口座残高を家計簿上で複数に分けていて、分けた中のひとつにやりくり費の口座があります。
ですが、このやりくり費の口座に、やりくり費の予算と同じ金額を入れているわけではありません。
予算はお金ではなく目標なので、口座のお金と予算の金額が一致していなくてもいいと思うからです。
やりくり費として使うお金はやりくり費の口座から出そうね、という意味しかないので、予算(目標金額)より多く入れておけばいいだけです。
予算が余ったというのは、お金が余ったということではないので、余った予算をどうしよう…と悩む必要もありません。
だから、予算が余っても何もしなくていいのですが、貯金する理由に使える、と思ったワケです。
我が家は、前月の給料で生活する、という家計管理をしています。
前月の収入からすべて引き落とされて残った金額から貯金をして、最後に残った金額で、当月のやりくり費の予算を立てているのです。
そして、余った予算は貯金する口実に使っています。
貯金は「お金の移動」
余ったやりくり費の予算は、臨時支出用の積み立てとして貯金することにしています。
🟥赤枠の部分(入力した部分)
移動元はやりくり費の口座、移動先が臨時積立の口座です。
🟦青枠の部分(お金の動き)
余った予算の8,273円が、やりくり費の口座から臨時積立の口座に移動しました。
- ○○銀行(や):やりくり費の口座
- ○○銀行(生):生協の支払日用にお金を取り分ける口座
- ○○銀行(カ):カードの支払日用にお金を取り分ける口座
- ○○銀行(振):口座振替用の口座
- ○○銀行(臨):臨時支出用にお金を積み立てている口座
- ○○銀行(ポ):値引き・割引き・ポイントなどを貯める口座
- ○○銀行(電):電子マネーにチャージするお金の口座
※○○銀行の残高を家計簿上で複数の用途に分けています。
赤字だった時はどうする?
逆に、赤字だった時はどうするかというと、何もしません。
翌月の予算から差っ引く、という方法もあるかもしれませんが、私はそこまで自分に厳しくないので…。
赤字だった時は、使いすぎだったのかもしれないけれど、目標の立て方が適切でなかったのかもしれませんから、そこをよく検証して、次の予算立てやお金の使い方を工夫してきました。
そして、それを繰り返すことで、予算立てが外れる頻度や赤字になる頻度を減らすことができています😊
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