ブログをご覧の皆様、こんにちは^^

 

本日のブログは、ハンドメイドレザーシューズブランド【Portaille-ポルタユ-】の展示会へ

 

お邪魔しましたので、そちらのレポートを掲載したいと思いましたが、

 

まずはポルタユがどのようなシューズをどのように製作しているかを

 

書きたいと思いますので、どうぞ最後までお付き合いください。

 

ポルタユのシューズは、基本的にはマッケイ製法によって製作されていますが、

 

オプションでブラックラピッド製法に変更することも可能です。

 

マッケイ製法とブラックラピッド製法の違いとオプションの詳細を下記にまとめましたので、

 

ご参考ください。

 

 

■マッケイ製法(mckay process)

靴の内側でアッパー(甲革)とアウトソール(本底)を縫い合わせる製法です。

マッケイ製法は構造がシンプルであることから、どんなに柔らかい革でも素材として使用することができ、軽量な靴(コインローファーなど)を作る場合に適しています。

アッパーとアウトソールを直接貫通させて縫い付けるため、インソール(中底)には薄いものが使用されます。

マッケイ製法はハンドソーンウェルテッド製法やグッドイヤーウェルト製法に比べると堅牢さに欠けますが、軽くしなやかで、ソールの返りが良い靴に仕上がるという点がメリットです。

マッケイ製法はインソールとアウトソールを縫い付けるため、オールソール(靴底全体を張り替える修理方法)をすると、修理の度にインソールを傷めてしまいます。マッケイ製法で作られた靴底の交換は、1回または2回が限度です。

 

 

 

■ブラックラピッド製法(blake rapid process)

マッケイ製法で仕上げた後、ウェルトとアウトソールで挟み込み、出し縫いで縫い上げる製法です。 

マッケイ製法はソールの返りが良く、軽くて履きやすい靴に仕上がるという特徴を持っていますが、耐久性に欠けます。

逆にグッドイヤーウェルト製法は耐久性の高い靴に仕上がりますが、履き心地は硬くなります。

これらの長所を合わせた製法がブラックラピッド製法となります。

さらにマッケイ製法の短所である耐水性の低さをアウトソールを出し縫いで貼り合わせることで克服し、グッドイヤーウェルト製法の長所であるオールソール(靴底全体を張り替える修理方法)が容易であるというメリットもあります。

 

 

■革底:+6,000円

 

 

■Vibram#100ソール:+10,000円

 

 

その他のオプションとしては、短靴・スリッポンのみに対応している(ダブルソール:+3,000円)

 

というのもあります。ブーツ系シューズは、基本的にダブルソールになります。

 

 

■シングルソール

 

 

■ダブルソール:+3,000円

 

というように細かな部分の仕様変更が可能になっています。

 

他にはないオリジナルの愛着のある一足に仕上がっていくと思いますので、

 

ぜひ店頭にてご相談ください。

 

かなりの長文になってしまいましたが、最後までご覧頂きましてありがとうございます。

 

次は、素材について書いていきますので、次回もぜひご覧ください。

 

 

 

 

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