コウノエベルト雑感 …こだまでしょうか。
一昨日のコウノエベルト効果を再確認したくて走りに出る。
今日は様々なポジションを試しながら走ってみた。
まず骨盤を後傾させ、猫背のポジションを取って走ってみた。
以前ならこの姿勢は自然に取れたものだが、今となってはかなり意図的に取らないとできない。
このポジション、股関節の可動域が非常に狭くなり身体をよじらないと脚を前後に運べない。
そのせいか、股関節に無駄に負荷を掛けているのが今になって体感できた。
骨盤を前傾させたポジションに戻した途端、宙から身体が吊り下げられたように目線が安定し、
上体を斜め前方に荷重移動しながら、無駄な力を使うことなく自然と推進力を利用できる動きが連続出来る。本当に不思議な感覚だ。
しかし、このベルト、姿勢やポジションの良い悪いを非常に増幅してくれるので、
その違いを感じ取ることができる。
もう一つ実感したのは、やはりこのベルト、アスリート向けだ。
自分自身のパフォーマンスやポジションについて問題点や課題意識を明確に持っており、目標を明確に持つ人にとっては、自分自身の外力や内なる力が発するかすかなシグナルに気付くことができる人には最高のサポートツール。
一方、目的意識も無くただ漠然と使ってたり、運動音痴な人にはガードル以下のモノになり下がるのも真実。>箪笥の肥やしとなっているヒトも多いと漏れ聞くし。
勿論、永続的に使用するモノでもなく、漠然とつかっても腰痛対策には確実に効果アリのようだ。
このベルト、目的と目標なりにその効果を返してくれるようだ。その度合いの高い低いは使い手次第。
自分の内なる声に耳を澄ませてみよう。そうすれば…
…こだまでしょうか。いいえだれでも(苦笑)。
Polarのログ(2011/6/1)
Time:1:17.24min,HR:Max:173.Avg:149,Distance:11.15km,Pace(min/km):Max:5:15.Avg:6.56,Calories:809kcal,Total:11.15km/Jun
コウノエベルトを付けて走ってみた
ふと気が付くともうまる2か月もRunningに出ていない。4月は本業が多忙&5月は連盟業務も加わって平日は夜もほぼスケジュールびっしりな上、5月の週末は会議体が続きまともな運動ができていない。
そこに加えてこの週末は呑みも重なってこのままだとヤバいので走って汗を流そうと外に出た。
今日は既にビール2本空けてしまったが、酔い醒ましも兼ね強風の中開始。
試したかったのが、コウノエベルトを装着してRunningの効果がどう出るかをチェックしたかったのだ。
さて、2か月振りのRunnnigはベルトの効果か!?脚が自然と前に運べる、っていうか、心拍や心肺は久し振りということと、ビールで酔っていることが重なって乱高下を繰り返しているのだが、脚のピッチには影響しない。
???あれ?オレ、本当に酔ってるのか?と錯覚したけれど、心肺は苦しいのにそれとは無関係に脚が左右均等なピッチで走る動作を繰り返すのだ。
こんな感覚は初めてで、何度も違和感に襲われるが現実なのだ。
あたかも自分自身が天井から吊り下げられていて、脚が無重力の様な楽な動作で交互にピッチを刻むのだ。
その証左か!?ラップを重ねるごとにタイムが上がっていく。
不思議な感覚でブランクを感じない。というか、ピッチやストライドのコントロールがより繊細にコントロールできるようだ。
ブランクのツケはスネ筋に来た。右脚スネに違和感と疲労を感じ、最後はピッチを落とすものの、このベルトの効果はRunning中に理想のポジション取りを自然に導いてくれるのだろう。
いや、走るのがまた楽しくなってきた。
次回以降、コウノエベルトを付けて走るのが楽しみになってきた。
走るポジションが良くなってくると脚の運びが自然とラクにできることを身を持って体感したよ
Polarのログ(2011/5/30)
Time:1:06.42min,HR:Max:181.Avg:166,Distance:10.75km,Pace
(min/km):Max:5:00.Avg:6.12,Calories:849kcal,Total:10.75km/May
コブのライン取り3態
コブを苦手とするスキーヤーは実に多い。
どのラインを通るのかイメージができるだけでも、俄然コブの滑り方が上達する。
つい先日、白馬47でコブのライン取りを解説するのに適した写真を撮ってきた。
それを元にコブの代表的なライン取りを3態、なぞってみた。
ここではまずはその写真をアップした。
1)ノーマルライン
ターン前半で斜度がきつくなり、ターン後半で斜度が緩くなり、切り換え時(黒い点の箇所)で凹凸を処理する必要があるライン。
大抵、ラインが落とされ、そのツケを切り換え時で処理することとなり、大きく抵抗を受けたり、切り換え切れずに次のターンに入れないで失敗に繋がる。
上手うトレースできると、ターン前半にトップの先落としがかかり、谷回りでコブの対斜面を削りながらスピードコントロールが出来、余裕を持って切換えで凹凸の処理ができる。
2)バンクライン
ライン取りと切り換え時のタイミングに最も特徴があり、ミゾの外周を大外を回るラインと切り換え時に凹凸の処理が最も少ない。ノーマルラインの操作とは対照的に重心移動を主体として操作になる。
最も良くあるラインであるが深くなると斜めにえぐれたミゾコブになりラインが制限されてしまう。
ラインから外れると非常に滑りにくくなる。
3)モーグルライン
コブの肩をねらうライン取り。
コブの頂点にスキーが位置づけされるのでテールを自由に操作でき、不規則なコブでも適応性が最も高い。肩の部分で必要に応じてスキーを横にしてコントロールが出来る。
高低差は最も大きく衝撃も大きい。トップの先落とし操作を積極的に行わないとテールを当てて行くだけの滑りになってしまう。
代表的な3パターンのライン取りがあって、その特徴を知っておくだけでもコブへの適応力はぐっと増えるよ。
後日、詳細な解説や考察は別記事で記すことにしよう。
ポジション矯正の最終兵器。コウノエベルト
スキースポーツ、レジャースキーをやっている時に比較的一般的に抱える悩みを列挙してみると…
身体面:
激しい腰痛。坐骨神経痛。猫背。ひどい膝痛を抱えている。
反り腰。ひどい肩凝り。脚の左右で長さが違う。 姿勢が悪い。
腰や膝、靭帯に疾患を抱えている。
スキー運動面:
・人の何倍も滑っているのにちっとも上達しない。
・どうしても後傾が治らない。
・良いポジションをキープできない。
・良い時と悪い時の落差が激しい。
こうした悩みを持っている方が回りで非常に多い気がする。実際自分自身も通ってきた途だったりもする。
スキーをやればやりこむ程、腰痛や膝痛は宿命のようについてまわるもの。
…そんなふうに諦観していた矢先、様々な試行錯誤を経て現時点でとうとう最終兵器、Lethal Weaponとも呼べるアイテムに行き着いた。
コウノエベルト だ。
ひょんなきっかけで勤務先近くのドラッグストアで半額近くで投げ売りしてたのを見つけて購入したのがはじまり。
特別な運動をすることなく、スキーであればこれを装着しているだけで腰痛を無くし、ポジションを矯正し、インナーマッスルを自然と鍛えるだけでなく、今まで使えていなかった筋肉を自然と鍛えながら、骨盤の歪みを矯正し、パフォーマンスがアップするという夢のようなシロモノだ。
これを装着してスキーをすると使っているうちに意識することなく自然と正しい骨盤のポジションに導いてくれる。骨盤の位置、ポジションが人間が持つ本来の位置に安定するので歪みが無くなり、両足への体重やバランスの偏りが無くなり、スキーポジションの改善に劇的な効果をもたらす。
日本人に非常に多くみられるのが、骨盤が後傾していることに起因する猫背であったり、激しい肩凝りなどがあげられる。
骨盤が後傾したままスキーを滑ることの弊害は以前のblog記事
でも紹介した通り。
しかし、悲しいかな、日本人は老若男女共通して骨盤が後傾してしまっているヒトが非常に多い。
実はデモも大半がそうであったりする。が、彼らはスキー滑走に限って人体本来の正しい基本ポジションで滑るよう、意識することなく生理的に習得している。
一方で我々を始めとするサンデースキーヤーはその違いに殆どのヒトは気が付かない。
わかりやすい例をあげると、リフト搬器に腰かけて乗っている時、ほぼ100%近いスキーヤーはスキーのトップがハの字に大きく開いてテールは交差する状態で乗っている。
この状態って、実はリフト搬器に腰かけている時に骨盤が後傾して乗車しているとこのようなスタイルになるのだ。
骨盤を正しく前傾させた状態でリフト搬器に腰かけるとスキーは左右のスキーが交差することなく並行のままになるはず。
自分はこのベルトをトイレや就寝時以外は常時着用するようにしている。
そうすることで日常生活の中で自然と正しい骨盤のポジションを習得でき、矯正できるからだ。
以前は両方の脚を大きく開いた、大股開いた状態で椅子やベンチに座ることが当たり前だったが、このベルトのまま椅子に座ってみると両膝をぴっちりと密着させたまま両足をまっすぐにして座ることがごく自然にできるようになる。
健康器具とちがうのは、使っているうちにだんだんと筋肉を付けて姿勢が良くなっていき、それに伴って骨盤のゆがみも矯正され、正しい姿勢に自然となっていくトレーニング用品、コンディショニング・ギアなのだ。
初めてこのベルトをした時、天井から自分が吊り下げられているような錯覚に陥ったよ。
この感覚がセンターポジション、地球の重力に従って最も自然に立つ。という行為をアタマではなく身体で初めて実感した瞬間だった。
一方で腰痛や坐骨神経痛、膝痛にも劇的な効果をもたらしてくれる。
仙腸関節が音を立てて骨盤にハマり直すことがこのベルトをしていて初めて体験した。
いつもであれば、腰がぎくっとなる場合、その直後に激しい痛みが襲ってくるのであるが、
仙腸関節がコキッと音を立てると自分の骨盤の歪みが少しづつ矯正されたことを実感できた。
このベルトをしていると骨盤の歪みが矯正するに伴い脚のX脚やO脚の矯正にも効果がある。
膝の障害は膝だけで発症するのは稀で、腰痛や骨格の歪みを伴っているケースが多い。
膝をこれ以上悪化させないためにも目に見えて効果はあるようだ。
相方にコウノエベルトを装着させてスキーをさせたら、以前と比較にならない位膝に負担が来ないそうだ。根本的な解決ではないにせよ、軽減されたことは確か。
自分自身も日常で約一か月、スキー滑走では約10日使用してみたが、効果は歴然。
スキーの際のメリットを上げると
まず、ポジションががっちりと安定した。なんていうか腰のあたりが盤石な安定感を得た気がする。
そのため、軸がぶれない安定したポジションを雪面状況や斜度に関係なく常時良いポジションがキープできるようになった。
特にコブでは上体が後ろに引けなくなったのは、骨盤の前傾が常時キープできているからに他ならない。
このポジションキープができるからこそ超長距離急斜面コブハイスピード連続滑走という芸当が苦も無くできるようになった。
次に不整地や悪雪を夕方まで立て続けに滑っても疲労度合がとても軽くなった。
このGW、連日朝9時から夕方4時頃まで連日滑ったが、疲労が翌日に残らなくなった。
日中も昼休み30分程度で時々トイレ休憩するインターバルで春の悪雪、不整地やコブを連続して滑っても腰痛が来なかった。以前は膝や腰に疲れが来て早々に引き揚げていたのにだ。
注意もある。
この製品、正しいサイズと装着方法を経験者やプロからアドバイスをもらった上で使わないとちょっとリスクもある。
自分自身も初めの1週間程度は体調がおかしくなり、激しい便秘など激しい変調に見舞われた。
正しサイズ選びと装着方法を守ればカラダに劇的な変化が訪れるであろう。
パフォーマンスアップはまず姿勢の改善から!
まずその初めに骨盤に注目。
このアプローチはブーツでお世話になっている森スポーツの理論に通じるものがあり、森ブーツを補完する面もある。
ホンネを云うとあと1年位使って自分自身の変化の記録を辿った上で紹介したかったが、身近に腰痛で切実に困っている方もあり、取り急ぎ紹介することにしたよ。
自分自身が腰痛から解放されたこともあり、正しく使えば万人に効果あると確信してからとも思っていたが、来シーズン、密かにこれを装着して、密かに正しいスキーポジションで滑る快感をこのblogを読破した方だけが密かに共有できれば。とも思い、紹介することにしたよ。
2012 K2 KLASSIK 167cm
小回り上手くなりたい方。非力な女性の最高のパートナー。最短で上級を目指したい、1本でゲレンデからオフピステに行きたい。レジャースキーやシニアにも最適。テレマークやバックカントリー用としても最適。
このスキー、もっと注目されて良いハズ。
KLASSIKは日本のみ発売のモデル。
三浦敬三氏の永年にわたるノウハウが蓄積されたスキーで現在は三浦雄一郎氏が愛用しているとか。
以前からこのスキー、非常に気になっていたのだ。
操作性の良い大人のオールラウンドスキーとしてジャンルを超えたスキー原点の楽しさを享受できるようなコンセプトから生まれたスキーである。
昨年モデルからトップ部はロッカー構造を取り入れてある。
まず、持ってみると非常に軽い。金具付きモデルと板単品のモデルがあるようだが、金具付きモデルの軽さは初心者モデルのような軽さだ。この軽さは非力な女性やシニアにとっては非常に魅力である。
実際に滑ってみる。非常に雪面タッチが軽いスキーでスイングウェートも非常に軽い。これはロッカー構造も相まってブーツ下で非常に楽にスキーをピボッド操作ができる。全ての操作が軽くて簡単に出来る。
トーションやフレックスも非常に優しく、ヒトコトで云うと柔らかいのだが、弱いほどでもなく、絶妙な味付け。
スピードはそれほど出せず、中速域までの設定であれば非常にラクにターンができる。
センター幅が広く、ターン中のスイートスポットは非常に広い。どこに乗っていてもターンしてしまうルーズフィット感が逆に新鮮だったりする。
ショートターンはピボットが非常に楽なこともあり、ブーツ下で簡単に操作できる。
しかも超速リズムも得意。ルーズなはずなのにクイックな動きにも追随してくれる。
小回りが苦手なスキーヤーがこのスキーを履けば小回りが出来るようになるはず。
縦や前後動の動作にもリニアに反応してくれるので、自分が履いても楽しい味付けになっている。
このスキー自分が最も気に入った点は、春コブ用に使おうと考えたら最適な一台だ。
春の深いコブをモーグルラインで滑りたいけど、朝イチのグルーミングされたバーンで滑走性の良いシュプールの細いターンを自在に描きたい。その後、雪が緩んできても潜らないで楽に滑れる。
そして何と言ってもコブでこのスキーの自在性が生きてくる。モーグルライドにも最適だ。
春の腐れ雪でこれ1台持っていけば幅広くスキーを楽しみ尽くせる用途幅の広いスキーだ。
尖がった性能は無い代わりに、全てにおいて軽くて楽にターンを連続できるスキーって実はそんなに無い。
かつてReIsm LA-Fがそんなコンセプトでリリースをしたけれど、スキーの性能が難しすぎたため、対象としてはエキスパートスキーヤー、エンスーなマニアにしか受け入れられていない。
冒頭にも書いた通り、条件が難しいと小回りが出来ないような発展途上なスキーヤー、軽量な女性をはじめ、SAJ1級レベルの脚前を目指すには最適なモデルだ。しかも軽量で安価。
もっと売れて良いハズなんだが知名度が無いんだろうな。
K2のスキー作りってあまり知られていないけれど、昔から極めて真面目なスキー作りを続けているメーカーだ。そうした高度な設計、製造、加工のノウハウがあるからこそ、三浦氏の非常に高度なリクエストを国産のメーカーではキャッチアップできない内容を易々と実現できるのであろう。
自分自身、プライベートでモーグルライド用に履きたいスキー。
118-80-104 mm R=19M
2012 VOLKL SpeedWall GD 170cm
VOLKL第三弾は大回り系GDに試乗。このスキーも非常にまじめな作り込みをしており明確なポリシーを感じ取れるスキー。
SD,SWと同様サンドイッチ構造のフィーリングは基本的には共通したものとなっている。
、スイングウェートやメタルのフィーリングは履いた瞬間に大回り専用モデルと云って良いフィーリング。
それでも競技モデルに比べるとフレックス、トーション共にマイルドに仕上げてあるようだ。
操作感覚はやはり重心を操作していく動作でスキーを縦につかって行く滑りがしっくりくる。
軽量な仕上がりであるがどっしりとした足場を感じ、硬いバーンでもブレそうにない。
VOLKLのサンドイッチスキーは用途に応じて選べ、急に履き替えても違和感の無い仕上げは秀逸。
例えば小回り用から大回り用にと履き替えても共通したフィーリングを持っているので履き手としては調整する項目が少なくて済むのは実にありがたい。
小回り用にSD履いているのであれば、大回り用のスキーとして選択したい1台。
これも良いスキーだ。
2012 VOLKL SpeedWall SW 165cm
超軽量、硬派。こちらもゲルマン職人の息吹を感じる秀逸なスキー。
余りにもSDの印象が良かったのでオールラウンド系のモデルにも試乗。
ちょっと短めの165cmしか無かったがそれを差し引いても明確なポリシーを感じ取れるスキー。
サンドイッチ構造になったVOLKLは非常にきりっとした印象が強く高性能スポーツ用スキーとしての見解をハッキリと感じ取れる秀逸なスキーに仕上がっている。
操作感覚はやはり重心を操作していく動作でスキーを縦につかって行く滑りがマッチする。
スキー自体も非常に軽量で滑走感も軽量なのに行きたい方向にキッチリと推進してくれる操作感はさすがオールラウンドモデル。
ターン大小の自在感も軽快でSDよりも返りもマイルドなので常に身体を下に向けていられる。
グリップ感も軽快なくせに推進力があるのに軽量。
例えるとチューンしたハチロクでダウンヒルしてるような錯覚もあって楽しい。
VOLKLはサンドイッチになって良いスキー作りをするなぁ。
スキー技術においてのここ1,2年の急激な進化にきっちりとついていくどころか、それを踏まえた上でメーカーとしてのポリシーを感じさせる仕上げ方が上手い。
このスキーも上級男性のみならず、軽量な女性で上達志向のある向きには超おすすめ。
SD以上に自在感があるのでスキーをスポーツとして真摯に取り組みたい方には尚更。
自分も非常に気に入った。
2012 VOLKL SpeedWall SD 160cm
超軽量、硬派な作り。ゲルマン職人のポリシーを感じさせるスキー
VOLKLはRace Tigerをはじめキャップ構造の時代が長かったが2011モデルからサンドイッチ構造のスキーをリリースしてきた。
サンドイッチ構造になってからのVOLKLは出来が非常に良くなり、おそらく設計、開発者の意図を表現しやすくなったのであろう。
ショートターンベースのSpeedWall SDに試乗。160cmしかなかったが、その戦闘力は充分に伝わってきた。
スキー自体、非常に軽量な作りとなっていて、Markerビンディング専用台座が搭載されており金具込みの重さも非常に軽い。昨今スキーがまた重くなりつつある中、この軽さは非常に評価できる。
滑走してみる。フィーリングは非常に軽くスキーなりに滑ると縦に使って行く中回りが気持ち良い。エッジグリップ感もキレも軽快でスキーの走りも滑り手の意図通りに抜けてくれるのでスキーが走る。
スキーが軽くて走るってあんまり体験したことの無いフィーリング。
通常軽いスキーっていうのは弱いことが多いのだが、いい意味で裏切られた。硬いバーンでも挙動はショートターン用のスキーとして秀逸で、荒れた春雪の中でもスキーが取られる事無くスムーズにターンを連続できるのが非常に好印象。
エッジを立て気味の滑りでもスキー全体でターンを作り、スキーをフラットにした操作で行くと自在性が素晴らしく、ターンの大小、スピードコントロールが自在で楽しい。
昨今流行りのセンターからテール主体の重心移動を使っていく動作も非常にしやすいが、他メーカーと違うのはきちんとトップからセンター、テールとスキー全体をつかって行けること。
そのため、短いスキーのはずなのに不安定感を全く感じず、荷重ポイントもターンの局面に応じてスキーが勝手に最適なポイントに導いてくれるような感覚が新鮮で楽しさに繋がる。
フレックス、トーションは比較的硬めのセッティングなのにこの乗りやすさはどうだ。
思いっきりしならせていっても暴れることなくリニアに返ってくるから滑っていて実に楽しいスキーだ。そのクセ非常に硬派な正統的な仕上がり方だ。
なんというか、ゲルマン職人の明確なポリシーと、スキーをスポーツとして楽しむための根本的な部分の共通理解を得られているようでこのスキーの目的や意図をはっきりと感じ取れ、キモチがいい。
このスキー、正統派スキーフリークにおすすめ。
超軽量なので女性上級者でも短めの長さを選択すれば問題ない。
というか、自分も履いてみたいスキー候補にアップしたよ。
#このスキー容○ちゃんに最適だぞ。彼女なら160cmでばっちり。Kちゃんマジこれお勧め!
2012 HART C9.2ST VF-S 165cm
HART様のスキーには個人的に思い入れもあり、現在低迷している国産スキーメーカーの中でも頑張っているメーカーだと思うし、メーカーや知り合いも沢山履いており、関係者も多いのでそれなりに無難な仕上がりであればお世辞的なコメントにしておこうかとも思ったが、やはりこのblogは基本はオレ自身の個人的主観を元にしているので、率直な印象を書くことにする。
もちろん、後に印象が変わったり評価が変わって、例えば誤解しているのであれば過去の投稿については率直に詫びていくスタンスには変わりない。
昨今HARTスキーも大分メジャーになってきてかなり見かけるようになってきた。
岡田利修選手の活躍もあり、露出度も高くなってきたこともあって最も注目されてるメーカーの一つであろう。
さて、さっそくデモ系ショート系のスキーに試乗。
2012モデルからキャップ構造となり、フィーリングも変化したのかと期待して試乗した。
以前からHARTスキーの特徴として、スイングウェートが非常に軽い点と、荷重時のたわみ感が薄く分厚い木材に乗っている感があるけどその2点はやはり変わらなかった。
違和感を感じるのはトップ部が硬いクセにグリップ感が薄く、足元だけで雪面コンタクトしているため、安定感を全く感じ取れない。このスキーはスキーポジションが定まっているレベルであれば問題ないのかもしれない。
このような足元の不安定さもあって、じっくりと長い谷回りを徐々に作っていくような挙動には全く不向き。ターンインから自分から能動的に谷に身体を落とし込んで行ってバランスをとるような、一見アグレッシブな、悪く言うとワンパターンな動作しか仕掛けにくい。
そのため、ターン自体はサイドカーブとトーションで決まってくる感が強く、操作性に乏しく決まった回転弧しか描けない。オートマチック感ともまた違う。
振動吸収面でも足裏にダイレクトに雪面の振動が伝わってきて滑走中は足裏で微妙な調整を常時行っている感が強い。そのため安定感を感じ取れない。
このスイングウェートの軽さ、低速で非常にキョロついて落ち着かない。中速域でもキョロつき感がとれず怖い。ある程度スピードが出てくると漸く収まるようだ。
膝の悪い自分にとってこの部分は致命的。
このスキーで低速でミスるとスキーがあらぬ方向に向いてしまい、前十字靭帯を切ってしまいそうな予感をさせるキョロつきだった。
チューンナップが悪いのかと思い、後にバイス台に固定してチェックするもチューンは悪く無いようだ。。。。
この前十字をやってしまいそうな怖れがぬぐえない限り、このスキーはもう履きたくないや。
2012 KEI-SKI AR16 164cm
次にAR16とAR18に試乗。これとAR18あたりが最も売れセンになってくると思われるスキー。
形状的にはこちらもトップ部の形状が台形っぽくなっている。AR13よりは相当スリムなRadiusである。
滑ってみると、こちらも雪面コンタクトが甘く、柔らかい雪質にもかかわらずシャープさを全く感じられない。AR13同様、重心移動主体の動作が非常に難解で、やはり脚を動かしていく操作が主体となってしまう。
ショートターンも最初、詰まった感じになってしまったので、思い切って大昔のウェーデルンのように思いっきり上下動を使って、ストレッチング主体の動作にしてみたら、なんと!これが実に上手くターン運動を連続できる!?!?!?。
…なんだかAR13以上に10年前にタイムスリップした感を強めた。この後乗ったAR18も然り。
ひょっとすると金型を始めとする基礎設計ベースが古いのかもしれない。
同じサンドイッチ構造でも現在のスキー操作に対応しているメーカーは沢山あるのに。。。
AR16以上にがっかりしたのがAR18
全てにおいてまったりしたスキーでこれといった特徴を感じ取れない。
…ひょっとすると、これまでKEI-SKIだけを履いていたらここまでの酷評に至らなかったのかもしれない。他のメーカーが進化しすぎてるのかもしれない。と、錯覚に近い印象を持ってしまった。。。
KEI-SKIはカービング創生期の頃、非常に好きな乗り味だっただけに非常に残念。
特に1998-99シーズンにリリースしたOffice ZERO Original SKIの衝撃が忘れらないだけに頑張って進化してほしい。










