MHW:I XR WALKの全容 | Discovery

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とある狂人によるひとり語り

 

クエストの準備中です。

 

 

モンスターハンターワールド:アイスボーン XR WALKの全容

 

 

クエストを開始します。

 

 

<制限時間はありません>

 

 

2年の時を経てようやく開催に至った「モンスターハンターワールド:アイスボーン XR WALK」。

 

VRでモンハンの世界そのものを目の当たりにし、最先端の技術によって「世界を歩き回りそして戦う」が生身で体感できる前代未聞のアトラクションにしてUSJではその1発目になります。

 

USJとモンハンのコラボは「ユニバーサル・クールジャパン」スタート以前から開催され、クールジャパン開催時もコンテンツの1つとしてほぼ毎年登場しており、ファンはもちろんファンでない人からも人気を博しています。

 

あのギネス記録に認定された「等身大リオレウス希少種像」に始まり、今回はVR技術をフル活用した「XR WALK」という形式。

 

ただVRゴーグルをつけて映像を見るだけではなくガイドに従って実際に歩いたり、はたまた武器を実際に持って大型モンスターと対峙するというモンハン好きは興奮必至の内容です。

 

私のモンハンは『ダブルクロス(XX)』で止まっていて『ワールド』以降は動画でしか見たことがありませんが、それでも感動しました。

 

これ以上語ると前置きだけで終わってしまいそうなので、本編に移りましょう!

 

目次

1. スタートまでの準備

2. 前半:歩いて採取

3. 後半:モンスターと闘え!

4. スコアシート

 

1. スタートまでの準備

 

ウルグ&アイルーの像がある入り口でクルーさんにチケットの時間を見せて少し進んだ先でQRコードを読み込むと、建物内に案内されますがまずは全ての荷物をロッカーに入れるよう指示を受けます。

「全ての荷物を預けてください」というのはこれに始まったことではありませんが、このアトラクションでは腕時計などのアクセサリー類・上着も預けなければなりません

 

やはりバックパック型PC(後述)などを身につけるからでしょうね。

 

次は自分の情報の登録です。

 

建物内に入るときにQRコードがついた厚紙を渡されますが、最初にこれをiPadのカメラで読み込んで登録を始めます。

 

登録するのは名前・顔・武器・防具の4つ。

 

名前は大文字アルファベットのみ。顔は男性/女性4パターンずつ。武器は大剣・太刀・ハンマー・スラッシュアックス・ヘビィボウガンの5種類。防具は4種類です。

 

顔と防具は外見にしか影響しないのでそこまで悩んで選ぶ必要はありません。

 

登録を終えると、インストラクターのハンターから状況の説明と各アクションの仕方を軽く教わります。

 

どうやら極寒の地でとあるハンターが遭難しており、我々は新人ハンターとして先輩と共に救助に向かうのだとか。

 

モンハンお馴染みの「剥ぎ取りナイフ」を手に、先輩ハンターが実際に武器の扱い方を説明してくれるのでそれを真似します。

 

武器を持ってできることは以下の4つ。

 

①武器を振って通常攻撃

②頭上で2秒ほど振りかぶって下ろす溜め攻撃

③武器を水平に傾けて防御

④トリガーボタンで弾丸の発射(ヘビィボウガン)/斧モードと剣モードの切り替え(スラッシュアックス)

 

最後に「導きの青い星が輝かんことを」と声援を受け、いよいよ専用機器の装着です。

(USJ公式ホームページより)

まず②のハンドマーカーを装着します。

 

手首と中指にゴム紐のようなものを通すのでそう簡単に外れることはありません。

 

次に③のバックパック型PCを装着します。武器もこれに付いていますがまだ持つことはできません。

 

これがめちゃくちゃ重いです。「総重量8kg」と公式HPには書いてあるので、これだけでも6kgほどはあるでしょう。

 

普段から教科書をリュックに詰め込んで毎日登校している学生さんは慣れていてそう重く感じないのではないでしょうか?(私もそこまで重く感じませんでした)

 

そして出発直前に①のVRゴーグルを装着します。

 

この写真だとゴーグルだけですが、実際はマイク付きのヘッドホンも一緒につけるので没入200%です。

 

先輩ハンター・同行ハンター・自分の両腕がしっかり確認できたらいざ出発!

 

 

 

2. 前半:歩いて採取

 

前半は遭難したハンターと合流するまで先輩ハンター(今年のコラボ装備である「EX蒼世ノ侍αシリーズ」を着けた女性ハンター)と一緒に歩きながら採取していきます。

(『MHW:I』公式HPより)

 

歩く道は導蟲(緑色の飛んでいる光の大群のようなもの)が示してくれます。

 

採取の仕方は「採取ポイントに手を重ねる」だけです。

 

採取に成功すると採取ポイントが光ってその後フェードアウトしていきます。

 

採取のコツは「採取できそうだな」と思ったら手を伸ばしてみること

 

採取ポイントは計18ヶ所あり、一部は床にもあります。

 

失敗してもデメリットはないのでガンガン手を伸ばしてみましょう。

 

全体的に歩くスピードはゆっくりなので採取ばっかりして遅れる…なんてことはありません。ご安心ください。

 

そして同行ハンターと距離が近くなったり道から逸れようとすると目の前に赤い壁が出てくるのでぶつかることもはぐれることもありません。

 

また、1列や2列になって歩くので後列にいる人は前の人の動きを参考にすると採取ポイントが見つけやすくなると思います。

 

前列の人は後列の人のために採取が終わったらポイントから退いてあげましょう。

 

もう1点。所々、左腕に備え付けられたスリンガーを使って道を切り開くことがあります。

 

スリンガーというのは、簡単にいうと矢がついたスパイダーマンのクモ糸のようなものです。

 

スリンガーは左手を正面に向けると照準が表示されて自動的に射出されます。

 

これを使って高い崖を一気に駆け上るシーンはめちゃくちゃ爽快です!

 

前半の終盤では足場が非常に狭い氷の洞窟に入ります。

 

ここで『アイスボーン』及び本アトラクションのメインモンスター「イヴェルカーナ」に遭遇!

(USJ公式HPより)

 

画像左のモンスターがイヴェルカーナ。

 

冷気を操り、イヴェルカーナが現れた地域は急激な寒冷化に見舞われるそうです。

 

イヴェルカーナの咆哮で氷の橋が崩れてしまい、一行は奈落の底へ…

 

このシーン、映像では落ちていますが実際に高低の変化はありません。

 

落ちた先はまたまたモンハンシリーズお馴染みのベースキャンプ。

 

そこには何と探していた遭難ハンターもいました。

 

遭難ハンターに「武器はないのか?」と聞かれ、オトモアイルーとウルグが武器の入った大きな箱を持ってきてくれます。

 

ここで右手を前に出すよう言われ、1人ずつ最初に選んだ武器が渡されることになります。

 

箱から自分の選んだ武器が出てきて自分の手に実際に渡る瞬間はトリハダ物です。

 

全員が武器を握ると、イヴェルカーナが再び登場。戦闘パートに移ります。

 

 

 

3. 後半:モンスターと闘え!

 

後半は実際に武器を振り回して大型モンスターと対峙します。


武器は原則両手持ちです。


どちらか片手を離してしまうと先輩ハンターから「武器は両手で持って!」と注意されて攻撃ができなくなるので気をつけましょう。

 

まずは準備前に習ったアクションのおさらいです。

 

武器を振って攻撃。

 

振りかぶり下ろして溜め攻撃。

 

武器を水平に傾けて防御。

 

武器はそこまでブンブン強く振らなくても反応するので疲れない程度に闘いましょう。

 

攻撃のコツは、モンスターの位置を見極めて武器を振ることです。

 

モンスターは攻撃の際にハンターの手前へ前進してくるため、攻撃の終わった後が反撃のチャンス。

 

攻撃が効いているとモンスターが怯んだりぐったりすることがあるので一気に畳み掛けましょう。

 

溜め攻撃は視界が少し黄色くなった時が溜め完了の合図。テンポ良く繰り返せれば壮絶なダメージを与えられるでしょう。

 

防御のコツは、イヴェルカーナの行動をよく見ることです。

 

イヴェルカーナの行動は大ぶりなのでモンスターが吸い込んだり振りかぶったら攻撃が来ると思ってOKです。

 

防御中は自身の目の前に盾が出てきて防御に成功すると「カキーン」という音が鳴ります。

 

また、防御する際の注意としてクルーさん曰く「90°にちゃんと傾けないと防御が発動しない」そうです。

 

そして何より戦局を大きく変えるのがスリンガーです。

 

イヴェルカーナが飛んでいる間、天井にツララが出ていることがあります。

 

そのツララをスリンガーで撃ち落としてイヴェルカーナに当てると、飛んでいたイヴェルカーナが落ちて攻撃を叩き込む大チャンス。

 

ありったけの溜め攻撃をぶち込んでやりましょう。

 

これらの必要なアクションは全て先輩ハンターが教えてくれるので、しっかり聞いていればノーダメージで切り抜けることができます。

 

もう少しでイヴェルカーナを倒せる…と思ったその矢先。

 

『アイスボーン』の大型モンスターの中でも屈指の強さを誇る「氷刃佩くベリオロス」が乱入。

(『MHW:I』公式HPより)

 

先輩ハンターも「援護に回るから指示している暇がない!」と慌てており、今度は自分の感覚だけでベリオロスと闘うことになります。

 

しかし、イヴェルカーナ戦と同じことを実践すれば勝機は見えてきます。いわば応用編です。

 

そしてベリオロス戦は先ほどの戦いとは1つ大きく違い、なんとまたまたモンハンお馴染みの「部位破壊」ができるんです。

 

部位破壊というのは、大型モンスターの特定の部位を集中攻撃することで損傷させ弱体化させることです。

 

今回ベリオロス戦で破壊できるのは牙、爪、そして尻尾。

 

見事破壊ができると「〇〇の部位を破壊したぞ!」と先輩ハンターが褒めてくれます。

 

ベリオロスを倒せるかはハンター全員の頑張り次第です。

 

私は初見で倒せましたが、クルーさんのお話や一部のレポでは逃げられたとのこと。

 

戦闘終了後は「キャンプの設営があるから」とその場で遭難ハンターとお別れ。

 

狭い洞窟を抜けた後、キンセンザルがたくさんいる温泉地に辿り着きます。

 

最後は先輩ハンターからの「導きの青い星が輝かんことを」でクエスト完了。

 

「QUEST CLEAR」の判が映し出されてゴーグルを外します。

 

その後専用機器を装着した逆順に返却し、スコアシートが見れるQRコードを貰って最初のロッカーへ。

 

以上が一連の流れです。

 

 

 

4. スコアシート

 

アトラクション終了後、QRコードを貰ってから15分後以降にQRコードを読み取ると「一緒に行動したハンター」「自分と氷刃佩くベリオロスが対峙するカット」「採取したもの」「スコア内訳」の4枚の写真が出てきます。

ブラウザに表示できるのは30日間と長いですがその日のうちに保存しておくのがベストです。

 

今回のアトラクションはただモンハンの世界で実際に狩るだけでなく、自分の戦績に基づいてスコア化がされる形式になっています。

また、スコア化されるだけでなく全体のアクションに基づいて称号が贈られることもあります。
 
3枚目のハンターノートでは採取したものが色付きアイコンと名前で表示されます。
特筆すべきは、ノートの右ページ下半分
 
これら3つは『アイスボーン』で氷刃佩くベリオロスから取れる素材で、本アトラクションでもある条件を満たすことで入手できます。
 
その条件は前述の部位破壊
 
戦闘中だと「部位破壊したから何なんだ」と思うかもしれませんが、探索スコアに大きく響いてくるので部位破壊を優先することをお忘れなく。
 
(2/9 追記)
2回目の体験で尻尾の部位破壊、もとい切断ができました。モンハンの尻尾切断というのは大剣などの斬撃武器で大型モンスターの尻尾を攻撃し続けると、そのモンスターの尻尾の先が斬り落とされることです。
この写真では空白ですが、尻尾切断で「氷牙竜の靱尾」を記録できました。
 
4枚目のスコア内訳は8つの評価に分かれています。
探索スコアは満点に近い点数が取りやすいですが、バトルスコアは攻めと守りをハッキリしつつガンガン攻めないと高得点は取りにくいようです。
 
(2/9追記)
カウンター攻撃について判明しましたのでここで少し説明を挟みます。
大型モンスターの攻撃を防御して「カキーン」という音がしたあと、すぐに攻撃を当てると「カウンター攻撃」というこれまた強力なダメージを与えられる攻撃ができます。これを当てればモンスターは大混乱、部位破壊のチャンスも生まれるでしょう。
ただし初見ではカウンター攻撃の存在は絶対にわかりませんし、カウンター攻撃なしでベリオロスを倒すこともできるので点数目的でなければそこまで意識する必要はないと思います。
 
 
 
いかがでしたでしょうか?
 
モンハンをよく知っている人でもそうでない人でも世界に入りやすくとっつきやすいシステムで周回しがいのあるアトラクションです!
 
期間は8月までととても長いのでMHW:Iを持っている人はもちろん、『ライズ』しか持っていない人やモンハンそのものをやったことない人も一度は体験をオススメします!いえ、体験すべきです!
 
 
 
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<CLEAR>
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