お気に入りの傘☆ | AKIRA聖子のボタンアートの世界 ~Simple.     On intuition,i living~

AKIRA聖子のボタンアートの世界 ~Simple.     On intuition,i living~

そのままでいて♪
あなたは
オンリーワンの
輝きを持っているんだから。

純粋に個性が輝く美しい世界をボタンアートで表現しています。


その日は1日中  雨の予報だった

「よし!今日こそお気に入りの傘をさそう」

わたしは決心した

何かおかしくない??と言われるかもしれないが、

誰でもそうだと思う


〝お気に入り〟を雨に濡らしたくないでしょう?


そのお気に入りが傘だから、今回はなかなか決心がいった

水色  パープル  グリーンのパステルカラー
ドット柄が懐かしいいい感じ
初めて持つ雰囲気の傘だなぁと気に入っている

アクセサリーのように持ってはバッグの中で楽しむものの

まださしたことがない

その日はメイク講習で1日お出掛け

午前中、まだ雨は降っていなかった
講習中、ガラスの向こうは吹き降り

凄く雨降ってるね~
本当に凄いね~

っといいながらわたしはお気に入りの傘をささなくてはならない複雑な気分になっていた

帰る時間
ポツポツの雨

この位なら傘は要らないね~
そうね要らないね~

といいながらわたしはお気に入りの傘をさせなくなって複雑な気分になっていた


ウーさしてみたい


結局、建物の中の電車の乗り継ぎでは傘は必要なく

お気に入りはやっぱりバッグの中

とうとう自宅近くのバス停に到着

わたしはバスを降りた


あぁ今日もさせなかった


ボタボタボタボタボタボタッ
何!!まさか地元が大雨!!

その瞬間

わたしはお気に入りの傘をさせていた


うわぁやっぱりキレイな傘
やっぱりお気に入りの傘
嬉しい


そして気がついた

あれっ雨降ってない

振り向くと道路脇の街路樹がザワザワ揺れている

わたしは嬉しさと恥ずかしさの気持ちを込めて言った


ありがとうございます
雨を降らせてくれて


気持ちって伝わるものなんですね
お陰様で気分はスッキリ




なんだかとても幸せな気分

自分では分かり得ないお陰様ってあると感じる


ただただ感謝をせずにはいられない

 


いつも今日もありがとうございます♪