HandBrakeで試してみた 第一回 | 性能の無駄遣い

性能の無駄遣い

PCとアニメがあれば生きていけると思います。

HandBrakeの設定項目色々あるけど、どう変わるのか試してみました。

最初に申し上げますと、結果は環境に大きく左右され、

当方の見解が100%正しいとも思っていないのであしからず。。。

SourceForge.JP さんのところで、HandBrake 日本語のプロジェクト があります。

ここを参照すればインストールと使用方法は分かると思います。

HandBrake 日本語版 のインストール方法

HandBrake 日本語版 の使い方

試しに総容量130MB、29.970fps、総ビットレート9142kbps、

1分57秒のDiRT2ゲームリプレイDVDをm4vに変換します。

普段はアニメオンリーですが、動きのある動画で比較してみます。

性能の無駄遣い

フィルタ設定は変更せずに、2-pass、1回目のエンコードを高速、

平均ビットレート1000kbpsに指定しエンコードしました。

逆テレシネ off
Decomb off
デインタレース off
ノイズ軽減 off
ブロックノイズ軽減 off

性能の無駄遣い
今回は元動画からどのように変化したかというより、

HandBrakeの設定によってどのように変化するかという比較なので、

あえてソースの動画との比較はしません。

次は逆テレシネをデフォルトにしてエンコードしてみました。

逆テレシネ デフォルト
Decomb off
デインタレース off
ノイズ軽減 off
ブロックノイズ軽減 off

性能の無駄遣い
全体的に少しシャープになったのが分かると思います。

次はDecmbだけをデフォルトにしてエンコード。

逆テレシネ off
Decomb デフォルト
デインタレース off
ノイズ軽減 off
ブロックノイズ軽減 off

性能の無駄遣い
これも全体的にシャープな感じになりました。

次はデインタレースを最低にしてみました。

この場合の最低は、勘違いしやすいですが最もエンコードが遅くなるという意味で、

処理的にデインタレース高設定ということです。

逆テレシネ off
Decomb off
デインタレース 最低
ノイズ軽減 off
ブロックノイズ軽減 off

性能の無駄遣い
全体的にぼやけてしまい、文字も潰れてしまいました。

これは、元ソースが既にインターレス解除されているためだと思われます。

次はデインタレースを高速でエンコード。

逆テレシネ off
Decomb off
デインタレース 高速
ノイズ軽減 off
ブロックノイズ軽減 off

性能の無駄遣い
やはり、ぼやけて文字が滲んでいます。

しかし先ほどの最低設定よりは良いみたいです。

ここまではどの設定でもエンコード時間に大差ありませんでした。

概ね30秒前後で変換終了。

ということで、元動画がインタレース解除されていると分かっているのならば、

デインタレース設定しないほうが綺麗にエンコードできるという結果になりました。

次回は複合設定と、ノイズとブロックノイズ軽減でどのように変化するか比較してみたいと思います。