列車から降りる。

見知らぬ大地に降り立ち、さっきまでの

現実から掛け離れた出来事を思い出す。

今にも背後から首、あるいは左手、あるいは右足、あるいは左足、

あるいは右手。身体中の四肢ともバラバラに切断し、殺して解して

並べて揃えて晒されるとも可笑しくもない。いつも笑っているアイツで

あろうとも。こちらは全然クスリとも。可笑しくはない。

なにはともあれここは大谷海岸。日本一海岸と駅が50mほどという

美しい土地だ。

「ここがどこかも分からないが俺は家に帰らなきゃいけないんだ。

危険なのは分かるがここにいようが、動こうが危険は同じだ。

なにか情報は探そう。」

列車の中に倒れた俺。

起き上がろうと頭を起こそうとしたその時、ガツッともう一度頭を床に

叩き伏せられる。ヤバイ!!背筋に氷結の稲妻が流れる。

今度こそ闇に消される。とグッと目を閉じる。が、なんだか見知った声がする。

さっきの女か!?とも思ったがたった1度接触した奴の声など

ハッキリ覚えられるハズがない。

「あっ!?おにぃちゃんだ!!」

と、しっかりしてる妹がなにげにドジっ娘だから世話が焼ける。

「気付いたなら早く足を退けてくれないか…お前はどこかの国の女王様か…」

「あわわわっ!!ごめんね、おにぃちゃん」

ゴーッ。列車の高鳴る風切り音がする。音はするのだが

ここは密封された車内だ。不自然な風切り音だと気付いた時には

もう遅い。車内の空気が一変し暗闇が訪れる。

周りには堕天使が俺たちの命を狙って襲い来る。

剣、斧、槍、刀と、いかにも百戦錬磨の名に匹敵する禍々しい得物が

振りかかる。

床を転がり攻撃の猛威から逃れる。


5/13 (木)

明日は休暇にして土日と3連休。特に用事もない私なのだが

いち会社の社員。5年目にして23歳。

実は日曜には職場活性のボーリング大会があったりもする。

付き合いが苦手なので田舎にいた頃からボーリングなんてしてないし

軽く抜けたいくらいだ。

ま、特に私情を書く気はないか。


話は飛んで今日も憂鬱な日だ。

【涼宮ハルヒ参照】

お昼休憩には寝て過ごしているが

いつものように慣れた具合で目を閉じると寝つきに入る。

……………

「おにぃちゃん!?おにぃちゃん!?聞いてるの!?」

「ああ聞いてる…」

僕は芸能人としてここまで面倒を見てくれた

桜井さんにいろいろ面倒みてもらいながら生活している。

今は京急新子安みたいな駅で電車を待っている。

赤、ピンクみたいなフリルのスカートに身を包ませる妹。


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「ねぇ、珍しいよね。一緒に出掛けてくれるなんて。」

「ねぇ、私のクラスである噂なんだけどさ。最近電車に乗って出掛けた後、

帰ってこなくなる人が多いんだって。でも~…」

「ん?どうした?」

「隣の駅にある遊園地になら帰りたくなくなるのも無理はないよね~はぅ~」

ってな感じだ。

「!」

立ちくらみにあった時、ふらっときた気持ちから膝をついてやり過ごした。

「すみませんが、あなたには消えてもらいます。」

(なんだ!?コイツ…俺!?俺に言ってるのか!?)

俺に似た黄緑色にかき上げた髪の女が言う。

(ショートカットで黄緑色の髪)

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ポンっと女に押さえ駅の線路に投げ出され、電車がくるのが見える…。

「おにぃちゃーん」

(俺、殺されるのか…)

列車が近づいてくる…どうしようもなく倒れていく俺は空に投げ出され

列車に衝突された…ハズだった!

起き上がるとそこは列車の中。乗った記憶もないし、列車で倒れていた記憶もない。

「一体さっき見たのは何だったんだ。いや、さっき見たのは夢じゃない。

今この時もさっきあの女に突き飛ばされた後だ。なんだか分からないが

列車にぶつかった時、すり抜けてそのまま列車の中に叩きつけられたんだ。」