開放感のある学校。デザイン・アニメーションとでもいう中。

俺はアイツの付き添いで、ある先生の所へ向かっていた。


待合の時に編入生らしいやつと別な先生の様子が聞こえた。

先生は編入生をその場で待っているよう促しながら

書類の整理かその場を離れていった。


アイツはなにやら編入生の所へ興味があるのか話しかけにいった。

と、会話に花を持たせつつも編入生は全く口を開かない。

物静かなやつっぽかった。


アイツは例の先生の所へすでにあるストーリーにこんなキャラクターを

入れられないか話をしているようだ。


俺はその間、手持ちぶたさで編入生の所で時間を待った。

別に興味はないのだが。


(アギトのよう)

「こんにちわ」

編入生は声には出さないが頭をさげてくれた。

なんだかずっとコッチの方を見つめられてる。

なんだかコッチを特別視しているみたいでハズカシくなってきた。

「じゃな、バイバイ」

編入生はペコリと、すごく綺麗な笑顔で見送ってくれた。


その影でクスリと笑う笑顔は知らずに。


アイツは先生の厳しい意見から、やる気を出したようで

すぐに修正しに飛んで行ってしまった。


取り残された所に先生がやってきた。

(青崎燈子のよう)

俺も相談者と思われ、「ホレ、お前のはなんだ、よこせ。」

とでも言うかのように手招きする。


そういえば俺の手にも1枚の絵が。

まぁ、俺は描きたい時に描きたいように描くから

設定もなにもないんだが。


「ほう、なかなかいいじゃないか。どういう

感じなんだ?」


だから、それを何も考えてないんだってば。

えっ~と…


「先生、アレなんです。ストーリーや設定は後から

付けるのでキャラだけをとにかく描いておきたいなって。」


「あーなるほどな。すごいじゃないか。私も楽しみになったよ。」


そうか、ストーリーや設定は後からでいいんだ。

なんかすっごいワクワクしてきた。好きなことを

好きなだけ。自由になんだって描けるんだからな。